ダムリハ〜ハプニングまつり〜
一昨日は4日、9日のライブに向けてダムダム団リハ。
「新曲を入れるのか否かはバイブスで決めよう。」
と、鈴木さんから新曲あり・なしバージョンの各セットリスト案が送られてきた。
新曲はほぼ仕上がっているのだが、個人的に私の書き替えの歌詞がまだ完全でない点だけ気に掛かっていた。
初めて歌詞の再編を試みた『Jumbo Viking』も、なかなか歌詞が仕上がらず、初期は原本のまま演奏していた。
ので、ひとまずは今の仕上がりでいくのでも良いかなと。
リハは毎度お馴染み、鈴木さんがミスのドツボにはまっている『ロンサムビリー』をリハビリとして演奏。
いつも演り終えると同時に、今日のドラミングの点数を呟く鈴木さん。
いつもスタジオで繰り広げられるMCと同様に、無視を決め込むメンバー一同。
だが、今回はじみちゃんに、
「そんなに?80点くらいじゃないすか?」
と低く訂正されて、
「そうか!どのあたりが!?」
と食い下がっていてすこし面倒くさい感じだった。
とはいえ明白なミスも減ってきた『ロンサムビリー』、じゅんじゅん生誕あたりでセットリストに復活できたらという塩梅。
とりあえず新曲を演ってみようと演奏。
稀に見る全員好感触であった為、セットリストは新曲ありでいくことに。
特にこれといって特訓をした訳でもないのだが、
「今日のじゅんじゅんの唄、めちゃくちゃカッコいい。」
とみんなに褒められた。
やったー。
家でごろごろ音源聴きながらブツブツ歌詞唱えてただけなのに。
前日のカレーの日、新曲でなんというか手応えがあったので、己の中のバイブスが高まっていたのかもしれない。
"バイブス"がなにを指し示すのかは、いまだによくわかっていないが。
そんなわけで、新曲のキメなどを整えたのち、各セットリストで通していく。
中野ムーンステップでのライブ後泥酔し、ドラムのペダル及びペダルケースを紛失した鈴木さん。
中古で新調したらしく、今までと同じメーカーのペダルとケースを持ってきていた。
『仕合せ山』の中盤に演奏を止めたと思ったら、ペダルがバスドラから外れた模様。
ライブじゃなくてリハでよかったねえ等と言い合い、演奏再開。
その後しばらくして、スタジオの入り口のランプがピカピカし出す。
スタジオの終了時間前になると光るようになっているのだが、終了時間はまだまだ先である。
全員小首を傾げ、もしや鈴木さんが間違えて短い時間で取っていたとかではとボケジジイを疑われたが、それにしても中途半端な時間であった。
間違いだろうと思いつつ、念の為鈴木さんが受付に確認しに行くことに。
1時間強練習しているので、汗でびしょびしょの鈴木さん。
ゲリラ豪雨にでも遭ったのかという様相。
血中にカプサイシンが配合されているのでは。
代謝が良過ぎる。
やはり店員さんの間違いだったそうなので、練習続行。
『デンジャラスアンド迷惑』の中盤、ボーカルだけになる部分があるのだが、久々に薄目を開けて鏡越しに鈴木さんの小躍りを覗き見た所為で完全に歌詞が飛ぶ。
あばばばばばと壊れかけのテープレコーダー化した私をサポートすべく、ダムダム団全員が旋律をハミングしてくれた。
リーダーの鈴木さんはもう20年以上この曲を演り続けているので、元の歌詞に戻るヒントをくれるかと思いきや、
「なななー!なななー!」
と誤魔化して唄っており全然手助けにならなかった。
とはいえ、突然のハプニングに対応するダムダム団の助け合い精神を再確認できた出来事であった。
ライブじゃなくて、リハでよかったね。
今回はいろんなハプニングが続出のスタジオ練習でした。
金曜に加え雨という事で、酒難民とならぬよう高円寺の一休を事前に予約した我々。
鈴木さんはチャリ、その他のメンバーは電車で高円寺へ向かった。
一休に来るのは個人的にかなり久しぶり。
昔は新宿三丁目の一休に通い詰め、店長さんに名刺をもらった程であった。
ご時世もあってか、各種フードが安くなる一休カードの期限が1ヶ月になっていた。
昔は1年間有効だったのだが。
ホットペッパーのクーポン利用で、全員分の一休カードがタダになるということで利用。
300×4人分だから、1200円分お得になった。
やったぜ。
やはり金曜の夜、店内はかなり混み合っていて店員さんも忙しそうであった。
穏和なダムダム団なので、
「今お箸とおしぼり持ってきます!すみませんね!」
という店員さんに、大丈夫ですよと声を掛ける。
お通しの枝豆が到着したのだが、お皿が大きいからか量がすごく少なく見栄えが悪かった。
鈴木さんがすかさず、
「枝豆の死体」
と言っていじり倒していた。
21時40分くらいに到着、閉店時間は23時。
とにかく頼んでしまえとつまみをたくさん注文。
じみちゃんの大好物炙りしめ鯖も頼んだ。
うめえ。
ジンさんがお手製のらっきょうの塩漬けを持ってきてくれた。
店員さんの目を盗んで、タッパーから1人ひとつ皿に乗せ、メニュー表で隠しながら実食。
おばちゃんみたいだよねと苦笑し合ったが、ダムダム団の中身はおばちゃんと寸分違わずという気がする。
かなり塩っぱい。
が、ひとかじりで延々と呑める味。
夏の塩分補給に良いとジンさんが言っていたが、たしかに元気が出そう。
鈴木さんがらっきょうを皿に移すタイミングを見失い、しばらく左手にらっきょうを握りしめていて
「手がものすごくらっきょう臭い。」
と嘆いていた。
そりゃそうだ。
じみちゃんは先に帰宅。
閉店20分前にドリンクのラストオーダーを聞かれたところ、鈴木さんが
「ビール10杯で。」
と安定の返しをする。
隣の空きテーブルにズラリと並べられたビールたち。
がんばって呑んでください!と店員さんからエールを贈られる。
結局、23時ピッタリくらいに完飲。
酒の一滴は血の一滴ですから。
ジンさんの終電まで時間があったので、高円寺駅前で乾杯することに。
お茶割りを買い込んで、曲の練習動画を観ながら飲酒。
最後の一杯といいながら何回かコンビニへ行き酒を買い足す。
酔っ払いは、基本的に嘘つきである。
ロザンナというバンドのメンバーさんと偶然再会し、さすが音楽の街高円寺と思った。
そのあと、ふらりふらりとこちらに歩みを進めてくるロン毛の男性が。
「あれ、マサキさん?」
と鈴木さんが尋ねたが、1ミリとしてマサキさんではなかったので違いますよと私がツッコミを入れた。
人相もわからないほど酔っているらしい。
いいちこの中くらいの紙パックを手に酩酊した様子のその男性は、カリスマっぽい雰囲気を醸し出しながら話始めた。
下北沢の、結構大きな箱でDJを演られているらしい。
すごいですね〜と言ったが、謙遜してそんなことないですと言っていらして、良い人そうだった。
しかし、いいちこの紙パックをそのまま呑んでいるというヤバさは微塵もカバーできていない。
ダムダム団の音源を聴きたいと仰るので、YouTubeに上がっているMVを観せたら、食い入るように私のスマホを観ていた。
そのまま改札前まで歩いて行ってしまったので、
「このまま突然走り出してスマホ盗まれたらどうする?」
と鈴木さんが不穏なことを言って笑い出した。
他人事だと思いやがって。
甚くお気に召した様子で、
「何かチラシとかないの?」
と問われたが、我々にそんなものはない。
鈴木さんが私のカバンに入っていた細いボールペンで、レシートの裏に"ダムダム団"と書いて渡していた。
最近こういうの多いな。
仕切りに可愛いですねと言われたので、悪い気はしなかった。
ライブに来てくれたら嬉しいね。
ジンさんから、
「らっきょうありませんか?」
と連絡が入る。
ないよと言う鈴木さん。
ありませんと返信したが、その後探したら、ビニール袋に入ったらっきょうタッパーが出てきた。
ありましたよとらっきょうを手にする鈴木さんの写真を添付して返信。
そんなこんなで、帰宅したのは午前4時前。
今回も愉快なリハでありました。
今夜はダムダム団、四ツ谷アウトブレイク。
新曲がんばるぞ。
ジンさんの忘れていったらっきょう、その他お持ち寄りお惣菜が本日も豊富。
一休で食べ残したカマンベールチーズの天ぷらもある。
チェキも忘れずに持ってきたぞ。
長丁場ですが、がんばります。
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