ダムリハinおにゃんこパラダイス。

昨日は珍しく昼からダムダム団リハ。
ヘブンスドアでのライブが中止になったので、折角だから練習しようと相成った。
皆予定を空けていたので、前々から話に上がっていた、じみちゃんちのねこズに会いに行く会を決行することに。
ダムダム団の低音ギター担当じみちゃんは、猫ちゃん4匹と同居している。
ギターのジンさんは愛猫2匹と住んでいて、私とドラムの鈴木さんは実家でそれぞれ猫を飼っている。
そんな猫好きダムダム団、ねこにまみれるべく念願のじみちゃんハウスへ。
おうちにお邪魔すると早速4匹総出でお出迎え。
ひええ、かわいい。
そしてめちゃくちゃ人懐っこい。
速攻で脚や腕に頭を擦り付けられる。
幸せか。
こんなの家から出られんわ。
天国だわ、ここ天国だわ。
調達してきたお酒とおつまみなどを広げ、いざ、にゃんこまみれの宅呑みパーティー。
食いしん坊且つお買い物上手の我々故、すごく豪華なメニューになった。
この間はクロメと合同だったけど、今回はダムダム新年会といったところ。
新年ももう1ヶ月前なのか。
1年ってあっという間なのに長くも感じるから、すごいシステムだなと思う。
最初に考えた人、天才だわ。
まずはたこの刺身と生牡蠣を戴く。
既に目玉ディッシュ感がすごい。
そしてすごく美味い。
新鮮そうなかんぱちのアラを買ってきた。
私が頑張ってスプーンでこそいで、ねぎとろみたいにしたもの。
途中、小骨ゾーンに達したところでぶっかくのを諦めてぶつ切りにした。
口にいれて噛み噛みして骨や筋だけ捨てるという宅呑み&身内ならではの食べ方。
脂が乗っていて、めちゃくちゃ美味しい。
鈴木さんがしきりに発信し続けている、
「ほうれん草のおひたしににんにくと豆板醤を混ぜると家系ラーメンの味がする」
を再現。
これ、本当に家系ラーメンの味なんだよなあ。
他にも、私の焼いてきたチョコパンに生ハムを乗せて食べて、これはフランス料理の美味さだ!マリアージュだ!とはしゃいだりした。
瓶詰めの明太子なめ茸を買ってきたのだが、鈴木さんがひと口食べて、
「これは水曜日の夜8時に食べるやつ」
と言い出したので食べてみたら確かに水曜夜8時感がすごかった。
金曜の夜ではないなと相槌を打つ我々。
ダムダム団の絆は、こういう絶妙な感覚の共有で培われている。
主に食べ物に関して。
ねこちゃん慣れしているジンさんは、正しい距離感で着々と友好関係を築いてゆく。
そんなジンさんの横で、酩酊してきた鈴木さん。
ねこズ相手でも容赦無い傍若無人っぷりを発揮。
至近距離でビール瓶をボォォォと吹き鳴らし出し、この有り様。
「えっなにこのおっさん」
という顔で困惑されている。
猫をも引かせる、鈴木の酔拳。
酔っ払いとしての格が違う。
「えっ本当なにこのおっさんムリ」
という感じでジンさんの方へ逃げられる見事な2コマ。
おかあさんのけだまと、子供のロン、ブル、チャイの4匹。
みんな同じ毛色でそっくりなので、みんなでこの子は誰だ!となっていたが、飼い主のじみちゃんは一発で言い当ててた。
さすがである。
かわゆすぎる。
ロンちゃんは途中、泥酔鈴木の叫び声にびっくりして逃げていってしまった。
ごめんねロンちゃん。
ひもが好きらしい。
私のお財布のひもでいっしょに遊んでみる。
果てしなくかわいい。
なでなで。
はあ〜、至福。
途中でくしゃみが出てきた。
そう、私は猫アレルギーなのだ。
鈴木さんも猫アレルギーなので、2人してじみちゃんからもらったアレグラを飲んだ。
しかし、坂を転げ落ちるかの如く悪化してゆく私の鼻炎と目の痒み。
ねこちゃんと戯れるの久々だったからかな。
こんなに酷かったなんて。
最近めちゃくちゃ大掃除したら謎の鼻炎が治ったので、ハウスダストアレルギーまじで侮ってたらあかん!と胸に刻んだばかりだった。
私の鼻詰まりのずびずび具合を指差して、大爆笑する鈴木さん。
帰る頃には鈴木さんの目のまわりも真っ赤になっていたので、ざまぁと思った。
これは生まれ持った性だから、ねこちゃんと戯れる時の代償なのだ。
私は、喜んで受け止めるぞ。
じみちゃんと一緒に。
夜遅くまで本当にありがとう。
とっても楽しかったなあ。
お片付け苦手と言っていたけれど、とても綺麗なお部屋だった。
人様のおうちにお邪魔する機会なんてたまにしかないのだが、みんな綺麗ですごいと思う。
私も一時期よりはマシになったので、少しずつ世間一般の綺麗なおうちに近付けていきたい。
まずはきちんとお掃除しなくちゃね。


じみちゃんにお礼を言って、でろでろの鈴木さんを引き連れ帰路につく。
鈴木さんは、ビールと赤ワインと金宮、最後コップになみなみ注いだ日本酒によってとんでもない千鳥足状態だった。
ジンさんにやばいですねと言ったら、
「意思疎通ができてるからまだマシなほう」
と返ってきた。
地獄を見たことのある人の返答だなと思った。
これで私が大泥酔してたら本当大変だわ。
今までよく無事だったな。
みんなでせっかくのパーティーだからと思ったのだが、結局じみちゃんちで呑んだのは缶ビール3本。
意識しなくても節制できる身体になってきたみたい。
無理に我慢していないし、心地良い酔い具合。
良い調子ですね。
あまっていたお酒を呑みながら、みんなで駅へ向かった。
鈴木さんが終始ひどすぎて笑い死ぬかと思った。
夜道で私のすぐ右を歩いていた鈴木さんが、一瞬ジンさんと話して目線を戻した時道の一番向こう側にいた時は何のマジックかと思った。
足の関節が折れているのかな?という歩き方なのに転倒せず着いてくるのを見て、本能に生かされている人だと思った。
守護霊がすごい強いのかもしれない。
とりあえず鈴木さんに水を飲ませようと、ジンさんが2リットルの水をコンビニで買ってきてくれた。
鈴木さんがいなくなったと思ったら、栄養ドリンクコーナーの前にいたので商品叩いちゃ駄目ですよと言うと、首を横に振って値段の書かれている棚の部分を指で押しながら謎の擬音を発していた。
とりあえず商品に手を出さないので良しとして放っておいた。
3人でなんとか駅のホームに辿り着き、ひと安心したのも束の間、鈴木さんがペットボトルの蓋を開けた瞬間噴水のように盛大に水をぶち撒けた。
一瞬何が起こったのか全く分からなかったのだが、ペットボトルのボディを強く握り締め過ぎて水が溢れ出してしまった模様。
びしょ濡れの鈴木さんを連れて電車に乗り込む。
もうこれ以上我々を笑わせないで戴きたい。
幸い電車内は空いていて、3人並んで座る事が出来た。
乗った直後、鈴木さんが壁に自らの頭を打ち付けて両手を叩きながらQueenのWe Will Rock Youを唄い出して辞めさせたこと以外は平和だった。
吉祥寺方面のジンさんを車内に残し、高円寺で降りた私と鈴木さん。
鈴木さんが降りた電車を追いかけて走りながらジンさんに全身全霊手を振る。
あれ車内に1人だとすごい恥ずかしいやつだなと思いながら見守っていた。
そして倒れる鈴木の図。
酔っ払いは元気だなあ。
私もまたいつか、大泥酔する日がくるのだろうか。
まだしばらくは、徐行運転でいく予定。


そういえばこの間さわりだけやった新曲を本格的に練習した。
鈴木さんが20年前のダムダム団のライブ音源をカセットテープからおこして送ってくれたので、我々もようやく曲の全貌が把握でき、前回よりもスムーズに演奏出来た。
唄の一部がシスターポールっぽかった。
春にはライブで演れるかな。
今月、実はMV撮影も控えている。
色々あるけれど、今出来る事からやっていこう。
MV完成したら、レコーディングした曲も公開出来るのかな。
マイペースな我々なので、ゆるゆる楽しみにしていて下さい。


ねこちゃんアレルギーと飲酒の余波により、今日は1日お布団でダウン。
お誘い戴いていたやまだだのお誕生日イベントに行けず、おうちでひたすらごめんねの念をこねくり回した。
でも、無理をしないという選択が出来たということは、私が進歩した証でもあり、私が私でいる事が出来る相手なのかなとも思った。
最近、自分の周波数が変わってきた実感があって、世界の見え方も違ってきた。
自ずと周りの人間も少し変わったり変化してきたように思う。
背伸びしないと、背伸びしなくて良い環境に自然となっていくんだなと。
その実、私が変わったという事なんだろう。
そして全てが変わっていて、変わっていくのが必然で当然なのだとも思う。
諸行無常ですね。
だだお誕生日おめでとう。
また美味しい手料理パーティーしようね。

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