2021.12.2.恋するカレーライブ
2021、ラストのカレーの日でした!
ご来場の皆様、カレーメンバー、共演者の皆様、無善寺そして菩薩、ありがとうございました!!
*セットリスト*
1.スタンガン
2.真実
3.古本
4.有楽町でまた会おう
敢えて、いつも最後に演りがちなスタンガンを一曲目に。
スタンガンは、人生で一番演奏している曲なのもあって、スッと入り込めるし、終わった後のやり切った感がすごくある。
だからこそラストに相応しいのだが、馴染みに甘んじてしまってはいないだろうかとふと思った。
最初からやり切り、限界のその先へ少しでも歩みを進めるべきではないか。
現状に満足するのは大切であるが、そこに入り浸るのは違うし、私は、そういうものがすごくきらいだ。
絶景を夢見て、どこまでも突き進むべきだ。
完成を目指しつつ、完成させてしまうのを回避しながら、不恰好ながら、己の感覚だけを頼りに、とにかくやってみるしかない。
停滞や立ち止まる幸福を否定するつもりはない。
でも自分の中心に埋まって躍動を続ける心臓が、何よりすべてを示唆し、訴えかけているような気がしてならない。
私も、立ち止まってはいられない。
生かされているそのうちは、躍進を続け、出来得る限り、多くの命を震わせてゆけますように。
新曲もだいぶ馴染んできました。
この、コードも人の名前も覚えられない私が、すんなりと演れている。
作曲や作詞というのは、私の中で、宙に散り散りに舞っているものを感知して形にする作業という感覚がある。
この耳に入ること無く消えていってしまった歌が、空気中に分散し、成分だけの状態で漂っていて。
それらをそっと集めて、新しい容れ物を象って、曲や詩になる。
だからあんまり、私が生み出したという感覚は無くて、そこにあったものたちが、私の身体に吸い付いてきてくれて、それらが望む形に組み立てているだけで。
昔からそういう感覚がある。
いまだに私には、私らしさがなんなのか、わからない。
わからなくてもいいって、実証したかったのかもしれないね。
カレーの日、今年もありがとうございました。
1組目は、へんみさん。
お会いするのもお聴きするのも、何年振りであろうか。
私の中で、灰鼠さん、風の谷レコードさん、へんみさんは、無善寺での三大シンガーである。
染み込むような唄とギターの音。
やさしくて綺麗な言葉たち。
一瞬ここが、湖畔かどこかなのではないかと毎回錯覚する。
終演後一方的に、大好きです!と熱烈にお伝えしては、持ち前の圧で戸惑わせてしまう。
いいんです。
好きなんだから、いいんです。
最高の幕開けでした。
わいわい賑やかなカレーの日も、楽しんで下さったようでよかった。
絶対にまたご一緒したいし、ライブを観たい。
2番手、Uiさん。
「じゅんじゅんさん、以前、別のユニットでご一緒したことがあるんです。」
と、ご挨拶した際に言って下さった。
なんとまあ。
こういう風にご自分から言って下さる方、本当に嬉しいし、ありがたい。
忘れん坊将軍な私なので、普通に対バンしたことがあっても、パッと思い出せないことも少なくなくて。
どちらでご一緒しましたっけと問い返すと、お相手によっては失礼に当たったり、がっかりさせてしまうこともしばしば。
昔はそういうのが申し訳なくて、なんとなく紛らわしていたりもしたが、いやいや、それが自分のスペックであり、それに対しての評価や反応であるのだから、きちんと受け止めていくべきだろうと思い直した。
やっぱり、どこでお会いしましたっけと聞く時はドキドキひやひやしてしまうけれど、いいのです。
私は今時点の私でしか、生きることが出来ませんから。
世情を鑑みて、ずっとライブを自粛されていたというUiさん。
パソコンからオケを流して唄われていたのだが、めちゃくちゃハイセンス且つハイクオリティでビックリした。
ゴシックな衣装も、マスク代わりのシースルーの布もセクシーで素敵だった。
諸事情で今回はカレーを食べられなかったのだが、また次回是非とお声掛けした。
とても素敵な方でした。
珍しく3組目だった、劇団ミニッツライブ!!!。
あつみーのレアな笑顔。
ゲーム、ゼルダの伝説をクリアしたそうで、ご機嫌だった。
今回も、なかなかハイレベルな朗読文をご用意してくれました。
最近オープンマイクにも頻繁に参加していて、社交的な一面を見せている。
彼の心の変化なのだろうか。
心なしか、以前よりも表情筋がゆるやかな気もします。
たのしそうでなにより。
ぐぁんさんの朗読が終わったタイミングで、サプライズケーキタイム。
そう、12月は、あつみーとぐぁんさんのお誕生日月なのです。
洋酒が染み込ませてあるチョコケーキで、お酒のアテにもピッタリでした。
みんなでお祝い、プライスレスだねえ。
4組目はりなちゃん。
大人っぽいシックな衣装が似合っている。
今回も、次回発売予定の新曲を披露してくれました。
「恋の歌だから、来年は恋が待っているかも。」
と、自分の楽曲につられがちだという話しをしていた。
聞きましたか、男性諸君。
これからがチャンスかもしれませんよ。
じゅんじゅんは、りなちゃんの恋を応援しております。
アイドルユニットに舞台稽古にと、相変わらずご多忙なりなちゃん。
それでも、先月よりもスッとした表情のようで、安心しました。
きっと、どこかひとつの場所にとどまるよりも、いろいろな表現や活動に触れながらの生活が彼女に合っているし、よりその魅力が増してゆくのだなあと思いました。
力強く邁進し続ける姿に、自分の襟を正して、私も、日々を過ごしていこう。
トリはぐぁんさん。
12日にお誕生日と、アルバムのリリースを控えているぐあんさん。
先日、オーディオインターフェースを使ってのセルフレコーディングをお教えしたのだが、自分でも機材を買って頑張っているところらしい。
コミケも当選して、同人誌の制作にも追われ、この方も本当に多忙である。
でもみんな、自分の好きなことに一生懸命で、私もおもわずにっこりしてしまう。
よろこばしいことである。
先日のアリーちゃんとのツーマンにも遊びにきてくれて、なんだかしょっちゅう顔を合わせていたのだが、年内お会いするのはこの日が最後と知って驚いた。
アルバム発売にコミケに、身体にお気を付けてがんばってね。
いつもの菩薩とツーショット。
打ち上げはいつも通り、まつり太鼓へ行きました。
みんなでわいわい、楽しかったなあ。
次回カレーライブは、1月6日木曜日。
お正月ということで、毎年恒例のおもちを焼きますよ。
七草粥も、すこし作っていこうかなあ。
来年も恋するカレーパーティーライブとカレーメンバー、無善寺を宜しくお願いいたします。
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