2021.10.17.三軒茶屋ヘブンスドア
昨夜はヘブンスでダムダム団でした。
お集まり下さいましたお客様、出演者の皆々様、ヘブンススタッフの皆様、本当にありがとうございました!
*セットリスト*
MC
1. ファックザコロナ
2. グラインダー
3. スナイプ
4. 真実
MC
5. 仕合せ山
6. デンジャラスアンド迷惑
7. ヘビイダメージ
7曲もやりました。
ソロと違って、コンポーザー鈴木さんの指針により、いつもぎっちり曲をやる。
前日、ヘブンスで大泥酔の大暴れをしていたため、酒焼けと叫び過ぎで若干喉が枯れてしまっていた。
ダムダム団加入当初、慣れないシャウトに喉を潰しまくってきたので、これくらいのしゃがれ声は許容範囲だわとそんなに気に留めなかった。
実際、お客様からの評判も好感触でした。
昔、音楽の専門学校へ行っている友人に、私が好きなBjorkのライブ版『Hyperballad』を見せた際、
「このバージョン、声掠れてるよね。」
と言われた。
私は、思いきり張って掠れた声がなんともエモーショナルでドストライクと思っていたので、びっくりした。
ははあ。
綺麗に旋律を唄う事が、この子の良しとする歌なのだなあ、と思った。
私が昔から仲良しでよくカラオケにも一緒に通った2人の女の子は、どちらもその後ボイストレーニングを受けていた。
ボイトレを受けてから、2人とも歌声が変わってしまって、勝手だけれど私はとても残念に思った。
腹式呼吸や発声方法を注視する事で、全体的な伸びやかさや自由度が格段に縮こまってしまったと感じた。
そんな経験も相俟って、私は唄を習うことを避けてきた。
喉を壊さないように、長く唄っていけるようにというのは分かるし、勿論一概には言えないと思う。
今更だけれど、ボイトレを受けたらなにか得るものがあるのかもしれない、とも思う。
先日、元アナウンサーの方の講習を受講する機会があったのだが、言葉を伝えるボーカルとして非常に為になった。
前回のビールの日と昨日のヘブンスでは、その時得た知識や技術を取り入れ、以前よりかなり自由に演る事が出来た。
小手先だけを極めても仕方が無いが、応用の効く知識は多くあるに越した事はない。
そういう情報にもアンテナを張っていけたらと思う。
余談だが、以前あーりんのボイストレーナーさんが偶然私のライブを観て下さり、後から
「その唄はどこで習ったんですか?」
と声を掛けてくれた。
いやいやいやいや野良です、野性です、と頭を下げつつ、声を生業とする方にそんな言葉を掛けて戴けたという事は、私のやってきたことは間違っていなかったのだな、と少し自信が持てた。
これからも、いっしょうけんめいがんばります。
定番のじんさんおむすび。
今回は混ぜ込みごはんだった。
めちゃうまでした。
他の食糧のお写真を撮りそびれちゃったのだが、ダムダム団ポストカードのイラストを描いてくれたもこちゃんが鬼のように美味いカレーを持ってきてくれた。
私は紅茶殻を混ぜた食パンを焼いていき、終演後みんなでカレーパーティー。
ヘブンスすぐの八百屋さんでシャインマスカットが480円という破格だったので、買ってきてみんなでむしゃむしゃ食べた。
本当に、どこまでも食いしん坊万歳バンドである。
開場前はフロアでシャインマスカットを食べながら私のここ数日の大泥酔珍道中を披露。
「前回のリハから1週間も経っていないのに、エピソードの増え方がおかしい。狂っている。でもちょっと肩の力が抜けたわ。」
と、大先輩方を差し置いてのトリで萎縮していた鈴木さんの心の箍を外すことに成功。
じゅんじゅんの大泥酔が功を奏しました。
よかったね。
1組目、9000SONIC。
なんと、鈴木さんの大学時代のサークルの先輩方。
そりゃ緊張もしますわな。
特攻隊の曲とかもあって、このテーマを唄う人ってそういえば菩薩くらいしか周りにいないかもと思った。
なかなか生半可な気持ちでは手を出し辛いよね。
ボーカルさんは背がすごく高くてセクシーで、ジュリーみたいな色気を感じた。
終演後、お疲れ様でしたかっこよかったです!とご挨拶をしたらもう酔っ払っていらして、思っていたよりも全然フランクなキャラで逆に好感度が上がった。
泥酔して記憶を無くして、家の前に血溜まりを作った話などを聞かせてくれて、わかりみしか無かった。
記憶喪失する酔っぱらいに、わるいひとはいない。
たぶん。
2組目、BURNING SOUL。
先日稲毛のフェスにお誘ってくれた写楽さんがボーカルのバンド。
メンバーさん全員の個性がすごくて、鈴木さんが
「近寄ったら殺される。」
と仕切りに怖がっていた。
写楽さん、めちゃくちゃ優しいんだぞ。
人を表層で判断してはいけないのだぞ。
写楽さんのメロディックな旋律がすごく好きで、対バンできて本当に嬉しかった。
この間お渡しそびれてしまった映画のチラシを受け取ってくれて、観に行くよと言って下さって、改めて写楽さん本当優しいめっちゃ好き、と思った。
またソロでもご一緒出来たらいいなあ。
バーをやられていると以前お聞きしたので、いつか遊びに行きたいとも思っている。
お次はMUSTANG JERX。
ダムダム団での対バンは、今回が2回目。
私がバンドの追っかけをしていたJK当時から、旧ダムダム団と同じく大好きだったバンドさん。
ギターボーカルの高森さんのアンプの音は激烈で、本当に目が醒めるよう。
幸せが過ぎる。
今回もたくさん踊らせて戴けました。
ジャークス観た後は、確実に筋肉痛になる。
ベースの利果さんに、
「じゅんちゃん今日もかっこよかったよ〜!」
とライブ後声を掛けて戴けて、物凄く嬉しかった。
ジャークスの利果さん、Very Apeの清水さんは、バンドウーマンの中でも群を抜いて大好き。
また絶対ご一緒したい。
4組目はVROOM。
鈴木さんから、ボーカルがめちゃくちゃ上手いぞと事前情報を得ていた。
いやあ。
上手いという言葉で片付けてしまうのが悔やまれる程、ものすごい歌声であった。
激しい曲調のはずなのに、ものすごく繊細で、胸を打つ声。
釘付けでした。
果たして目の前でなにが起こっているのだろう、と思った。
それくらい音の波に心を持っていかれた。
終演後、来月の共同主催イベントに出ないかとお声掛け下さって、丁度リハ予定日だったので即決定。
また来月も、VROOMが観られる。
なんて幸せなことなのでしょう。
お呼び戴いたお気持ちにきちんと応えられるよう、がんばりたいとおもいます。
「打ち上げは来るよね?」
と聞かれて、はいむしろそちらがメインですと即答したら笑って喜んで下さった。
最高では。
11月22日、とてもたのしみです。
時間がかなり押していた為、終電を気にしながらの飲酒。
ヘブンス名物、オーナー堀さんの少し長めの精算をなんとか掻い潜り、終電少し前に駅前に到着。
みんなでお疲れ様の乾杯。
ヘブンス近くの八百屋さんは、シャインマスカットのほかに茄子も安くて一袋買ってきていた。
みんなに一本ずつお裾分けした所、鈴木さんがおもむろに丸かじりし始める。
ええ。
じんさんも真似して丸かじり。
これはいけるぞと、茄子を生で喰らうダムダムボーイズ。
あいも変わらずあたまがおかしい。
私はちゃんと調理して食べますわ。
私がTwitterにUPした、缶ビールのプルタブに乾物を挟んで呑むと匂いだけで延々と呑めるという秘技がちょっとした話題になったのをひどく悔しがっていた。
俺はあれあんまり認めていないと言うので、鈴木さんのセンスが無いからじゃないですかと返したら、一瞬黙り込んでマジで傷付いていて面白かった。
後から考えてみたけど、鈴木さんはいつも鼻炎気味だから、嗅覚に訴えかけないのではなかろうか。
無理にやるもんでもないからね。
ほうれん草のお浸しににんにくを混ぜると家系ラーメンの味がするという鈴木さんの提唱がバズる事を祈るばかりである。
無事最終電車で高円寺へ。
鈴木さんとふたりで恒例の最後の一杯を。
風が冷たくて寒かったので、熱燗を買い込み、高架下の階段で乾杯。
ここにするかと場所を確認したところ、ゴミが散乱していた。
なんでこんなことをするんだと、鈴木さんと一緒に憤慨しつつ、お片付け。
ダムダム団は、ポイ捨て反対バンドです。
ファックザポイ捨て。
まとめたゴミは鈴木さんが持ち帰ってくれました。
みんな自分のゴミは自分で捨てるか持って帰らなきゃダメだよ。
綺麗になった階段で仕切り直し。
ライブの模様を観ながら、アレコレ話をしました。
大体覚えてないんだけどね。
鈴木さんと3時ごろ解散し、立ち寄ったSEIYUのトイレで爆睡。
起きたら5時過ぎだった。
カップ酒を買ってレンチンして呑みながら帰宅。
たのしいたのしいいちにちでした。
ダムダム団、次回のライブは29日四谷アウトブレイク。
ゆいちゃんときしぱんさんの共同企画です。
私は映画のトークショーとライブのため、出番後抜けなければなりません。
この日のメンツ、最and高なんだよなあ。
ヤスエさん、観たかったなあ。
でも久々にお会い出来るだけでも嬉しいです。
楽しんでこようとおもいます。
ダムダム団は一番手、もしお時間合いましたら、是非是非。
がんばります。
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