2021.3.19.ビール好きな女の日。
緊急事態中はソロラスト。
お時間短縮&前倒しの中、お越し戴いた皆様ありがとうございました!
*セットリスト*
1.ひとりよがり
2.腐りかけのメロディ
3.真実
4.借金泥棒
5.スタンガン
悲劇さんが昔男の子に恋していたというMCを受けて、初めて作ったオリジナル曲の「ひとりよがり」を一曲目に。
同性への好意を前にした時、好きだという気持ちが高まるにつれて、これは果たしてどういう欲求で、その先に何があるというのかとひたすら考えた。
その結果、その時私が求めている愛の最終形態は、相手と同化してしまいたいというものだと気付いた。
簡単に言えば、食べてしまいたいとか、取り込んでしまいたいという欲求に近かったと思う。
そういう性癖な訳では無く、相手の感じた感覚や見ている景色を寸分の狂いもなく感じたい、と思った。
自らの欲求が明らかになったと同時に、この好意には先が無いという結論が出た。
他者同士は寸分の狂いもなく、同じ景色を見ることは不可能である。
同じ物を目にしたとしても、感じる脳が身体が違えば、違う物になってしまう。
同化してしまいたいと近付けば近付く程、虚しくなってゆくだけだと思って気持ちの芽を摘んだ。
求めても絶対に成就しない願いというのは、不毛で、ゆくゆくは疲れ果ててしまう。
自分も、相手も。
恋愛に限らず、他者との関わりというのは、常に距離との闘いでもあると思う。
今でも悪戦苦闘している。
私がそのまま出ているような小洒落ていない曲なので、演っていてとても心地が良い。
そもそも小洒落た曲など無いのだが。
ははは。
無善寺に飾ってある菩薩とのツーショットの横に絵があってビックリした。
無善寺に出演している神楽もぐちゃんが描いてきてくれたそう。
うわー!
嬉しい。
手作りキャンバスみたい。
絵を描く子だったのか。
今度またお話ししたいな。
もぐちゃんは菩薩の映画にも出ている。
最近灰鼠さんの日にレギュラーになった子である。
灰鼠さんともぐちゃん、とても良いやんけ。
そのうち遊びに行きたいな。
菩薩が映像を撮ってくれるとの事で、早めに入り。
映画監督しているのもあり、すごく良い映像を撮って戴いた。
これは。
自分で言うのもなんだけど、かなりカッコいい。
かなりドアップ。
圧がすごい。
菩薩と見返したのだが、私の剣幕が凄過ぎて2人して爆笑した。
なにこの鬼の形相の人。
自分ではそんなつもり微塵も無いのだが、改めて映像を見てドン引いた。
表情筋暴れ過ぎでは。
こんな怖い顔する人、あんまりお友達になりたくないよ。
幼女が泣くよ。
とはいえ迫力満点の映像。
正直、今まで撮って戴いた中で一番良い。
私の生々しい感じがよく出ている。
菩薩がうまいこと捉えてくれてるのもあるのだろう。
やはり、撮り手に見えているものが映像に表れる。
「じゅんじゅんは曲によって顔が全然変わる。表情豊かでとてもいい。」
と菩薩が褒めてくれた。
いやはや、ありがたい。
DVDに焼いて、次のライブから販売しようと思います。
ジャケット的なものを作らなくては。
カッコイイので是非観て欲しいです。
3月のおつまみコーナー。
菩薩からたこやきスナックとドンタコスの差し入れ。
私は昼間焼いた紅茶のシフォンケーキとバタピー、隠れメニューで伽羅蕗を持参。
おかげさまで完食。
おいしく食べてもらえて嬉しいなあ。
伽羅蕗は好き嫌い分かれるだろうと最後の最後に内輪で食べた。
菩薩が伽羅蕗あんまり美味しいと思わなかったけどこれはすごく美味しいと言ってくれた。
ごはんが欲しくなる、いい嫁になると高評価。
女子力を通り越して嫁力が高い謎の特性。
行く宛の無い嫁力は、無善寺に注がれてゆきます。
これぞWIN-WIN。
来月もお楽しみにね。
鈴蘭ちゃん。
無善寺初出演時ご一緒した際は高橋という名前だったのだが、その場に居合わせた全員に改名したほうがいいと言われ、鈴蘭ちゃんの名前で出演。
ずずらんちゃんだと思っていたのだが、鈴蘭と書いてすずかと読むそう。
とても素敵なお名前だ。
高田渡が好きという強者。
可愛らしい容姿だがガツッと唄っていてカッコ良い。
すごく早くてたくさん弾くアルペジオをやっていた。
すごい。
私たぶん出来ない。
またビールの日に一緒に演れて嬉しいな。
じゅんじゅんさんと同じ日にまた是非と言ってくれた。
とても楽しみ。
悲劇さん。
入りして来たと同時におかえりなさいと言い放つ安定の錯誤っぷり。
私が喜ぶくまさんシャツを着てきてくれた。
悲劇さんのどうぶつ柄の服がかわいくていつもツッコミをいれてしまう。
コマツさんのお店、デアデビのお洋服が多い。
相変わらず狂気の沙汰みたいなライブで逆に安心した。
悲劇さんがドルチェ&ガッバーナみたいな感じの唄い出したら、それこそ大地震とか起きそう。
いつまでもそのままでいて欲しい。
守りたい、この狂気。
それにしても何度見てもすごいギターだ。
ステッカーたくさん。
鈴蘭ちゃんが半額シールに反応していた。
わかります。
半額シール、グッとくる。
悲劇さんは魚捌いたり野草食べたり、自活力あふれる人種なのである。
半額シールを手に入れ且つギターに貼るその精神、シンパシーを感じますな。
終演後、悲劇さんと菩薩の映像編集のお手伝いをした。
厳密には悲劇さんがお手伝いをしていて、私は横で覗き見ながら呑んでいた。
パソコンできるの尊敬するわ。
わしにはちんぷんかんぷんじゃ。
菩薩とツーショット。
映像撮ってくれてありがとうございました。
あれは菩薩でないと撮れない絵だわ。
来月からは演者さんもたくさん集まって演れるし楽しみだ。
悲劇さんと無善寺を出たが、お互いそんなに呑んでいないので超マトモだった。
常日頃マトモ故に、自らの良識の箍を崩壊させるべく呑むタイプの人間。
酔い方的に同じベクトルだよなとなんとなく気付いていた。
ベロベロに呑むのも楽しいけど、きちんと記憶があってまたねとバイバイ出来るのも、良いものだなあ。
夜食。
梅昆布茶でお茶漬けを拵えた。
鮭フレークと、嫁に欲しくなる伽羅蕗をトッピング。
うまい。
これは良い嫁。
死ぬまでうまい伽羅蕗食べられるなんて、私が私で心底良かった。
ありがとう私。
今日もたのしい1日でした。
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