西宮灰鼠さんワンマンライブ2020.11.17.
※画像は下記より。
[▲灰鼠さんワンマン。菩薩が鼠と書けないそうで、カタカナ。「どうなってんの?あの漢字」だそう。]
私のワンマン前の日記で絶対行くと豪語していた、西宮灰鼠さんのワンマンライブが、遂にやってきた。
開演ギリギリに入場。
間に合った。
無善寺に入るとオハラさんが。
そしてバラナンブのなんぶさんが居て超びびった。
えっ?
なんでここに?
素面だったので。「わ、わわ、おつかれさまです」と、挙動不審なご挨拶だけして席へ。
絶対なんぶさんだよね?
違う人?
否、あの風態は絶対そうだろ。
なんで灰鼠さんのワンマンに???
あとで聞くけど、謎、謎ーーーーッ。
バラナンブとはダムダム団で2回対バンさせて戴いている。
なんぶさんも、あれ!?っとなられていた。
席に着いてまもなく、ライブが始まった。
「出入り自由です。トイレも自由で。あとこの喉飴を舐めてから僕、風邪を引かないので、みんなどうぞ。持って帰ってもいいです。」とのお言葉。
[▲灰鼠さんが舐めてから風邪を引いていないという漢方の飴ちゃん。レトロなパンダちゃんがイカす。甘さ控えめで美味しい。]
灰鼠さんが「たいしたものじゃあないんで。」と呟いて、演奏が始まる。
「自由に過ごしてください。ぼくも勝手に演奏していますから。」
いやあ。
好きだわ。
しみじみだわ。
菩薩が40曲やるらしいよと言っていたが、結局30何曲くらいだったそう。
アコギと、時々ウクレレに持ち替えての演奏。
途中、ひとつだけ詩の朗読をされていた。
私は、ポエトリーリーディングや朗読の類いがあまり得意では無いのだが、とてもよかった。
ステージ向かって右手には、灰鼠さんの絵が飾られていた。
すごくしっくりときた。
私も、ライブを初めた当初は、曲毎に描いてきた絵を変えて飾りながら唄っていた。
ギターを背負って、折り畳みイーゼル(キャンバスを乗せるための道具)と、キャンバスやボードを専用のバッグに詰めて行って、ライブに出ていた。
「個性的ですね」と言われた。
「なんのために飾っているのか分からない」とも言われた。
私にとって表現とは、表現したいものの輪郭や手触りを音や色や空気で伝えることだから、自分では奇抜なつもりは無かった。
より鮮明に、より多くの情報を用いて、自分のこういう感じっていうのを伝えようと思っただけだった。
それでも、周りに言われる言葉で、普通じゃないんだなと思った。
普通じゃないと、人は戸惑うんだなと思った。
戸惑わせることは、普通はやらないんだなと思った。
思ったんだと思う。
一年くらいで、絵を持って行くのを辞めた。
重たかったし。
私はたくさんの一般論や世間の反応に、いらないおべっか使って生きてきたんだなあと、あらためて思った。
だから、灰鼠さんのような人を観ると、ああ、って思っちゃう。
演奏は2時間半くらいだった模様。
あっという間だった。
たくさんの言葉が胸に届いてきた。
とても心地良かった。
最後の曲で、ボロボロに泣いた。
終演後、おかわりするか悩んでいると、俺もう一本呑むよとなんぶさんが仰ったので、じゃあ私もとビールを頼む。
すぐに周りの顔色伺っちゃう。
良くも悪くも、こういうところなんだろな。
なんぶさんと灰鼠さんは、無善寺にドラムセットがあった頃によく対バンしていたらしい。
ファンなんですよと言うなんぶさんに、私もです!!と言って堅い握手をした。
この間の雅紀くんとのツーマンライブ配信、とても良かったですと灰鼠さんに言うと、12月2日にもピアノとやるよとのこと。
やったー、予定入れておこうと言うと、灰鼠さんに「出演枠空いてるよ。出ちゃえば?」と言われて、えっ、出る!と思わずライブ入れちゃった。
カレーパーティーの前日。
年内は増やさないつもりだったのだが。
でも安藤里奈ちゃんにも匿名さんにも会いたかったし、楽しみ。
帰りにSEIYUに立ち寄る。
冬物語が発売されていたので、今シーズン初購入。
ということは、秋味がそろそろ撤退か。
あの深みのある味好きだから寂しいけど、冬物語も美味しいのよね。
そしていつのまにか6%になっていた。
最近はどこのビールも6%だね。
こたつで晩酌。
クリアアサヒの冬旨口。
冬祭り。
無善寺で4本くらいだったから、まだエンジン掛かったくらいで呑み足りない模様。
しし座流星群が見頃との事で外に出てみた。
中学の合唱コンクールの前夜に流星群が見えると話題になったとき、先生が「夜更かしするんじゃないぞー!」って言ってたので見ないで寝たら、翌日クラスのほとんどが見たって言ってて、先生も「オレも見た(笑)」とか言ってて、ショックだった。
そういうところだよ。
真に受けたヤツだけ、心労する摂理よ。
そんな事を思い出して、よっしゃ見てやろうじゃんかと息巻く。
すこし酔っ払っているので、寝巻きに半纏姿。
見頃と言えど1時間に10個とからしいので、すぐ裏のちいさな公園のベンチで座って気長に空を眺めることに。
と思ったら、先客が居た。
おにいさんが座って電話してた。
何故こんな時間に。
こんな時間だからなのか。
ベンチは二つあるので、隣のベンチに掛ければ良かったのだが、まだほろ酔いなので理性が働いて、半纏姿で木の影からじっとおにいさんを見つめる。
はやく退いてくれないかな。
するとおにいさんが気配を察知したのか、こちらに勢いよく顔を向けた。
ひゃっ!と踵を返し小走りに家へ帰る私。
明らかに不審者じゃないか。
しし座流星群も見れないし、不審者っぽいし、もうガッカリだよ。
MARVELのトレーナーに半纏姿で家に帰る悲哀に満ちた私。
大家さんに見掛けられたら、つらい。
悲しさでお腹が減ったので夜食を作って食べた。
親子煮と食パン。
カロリーを考えて小盛り。
おいしかった。
今朝目が覚めたらフライパンに親子煮が少し乗ってて、一瞬ファッ!?ってなった。
翌日、呑みのシメ忘れがち。
今夜はダムダム団でアウトブレイク。
帰り道、流星群見えたらいいなあ。
0コメント