呑んだり映画を観たり、呑んだり。

11月21日は東新宿LOVE TKO。
なんちゃらアイドル企画、あおはるちゃんプロデュースDAYでした。
あおちゃんからお誘いいただいた際、嬉しいとびっくりと、本当に私でいいのか?という気持ちになりました。
私のだいすきななんちゃらアイドルが、私を呼んでくれるということは、これはもしや、両想いでは。
相思相愛か。
幸せが過ぎましてよ、奥さん。
とてもたのしい一夜でした。
ライブの前に、心のリハーサルを兼ね、東新宿は日清の裏手あたりにある山根商店へ。
やきとりとやきとんの立ち呑み屋さんで、どでかい鍋にたっぷり煮込まれているもつ煮は注文必須。
レバーも、絶妙な焼き加減で美味しい。
メニューは限られているけれど、どれを頼んでもおいしくておすすめの一店。
夕方17:30から21:30までと営業時間が限られているため、最近なかなか行けていなかった。
久しぶりの山根商店、最and高でした。


イタリアから帰国してからの半年間程、低迷した精神に任せ、怠惰な生活を送っていた。
ただただ呆然と時間をやり過ごし、仕事とライブ以外は、眠っているか、やきとんを食べているかという謎の偏り具合だった。
ちと体積が増えすぎたな、と、今月頭頃から、禁酒+デトックススーププログラムを実施。
なにかを作ったり、自分を奮い立たせる気力が湧いてきたというのもあり。
充電期間および、長期間の時差ボケであったのだろう。
デトックススープとは、野菜スープをメインに、プラン通りに1週間食してゆくもの。
味付けも薄いので、上記プログラムを終える頃には、普通の味付けが濃過ぎて食べられないし、ビールはひとくちで味蕾をやられ、1本呑むのがやっとという状態に。
人間、たった7日とそこらで、こんなに浄化されるものなのか。
徒歩通勤も復活させ、おかげさまで数キロ落ちました。
また来月にチャレンジしようとおもいます。

「ビールの呑めないじゅんじゅんなんて、じゅんじゅんではない。」
と周りから糾弾され、たしかにな、と、飲酒リハビリ。
TKO前日、マイベストプレイス高円寺の立ち呑み屋さんきど藤にて、顔見知りの常連様と盛り上がり、瓶ビールを4杯空け、どう帰宅したのか記憶がなく、自宅のトイレの入り口には何故か、未開封の男梅サワーが置かれていた。
リハビリ成功である。
案の定、TKOでは後先を考えずにバカスカとビールを召し、見事に酔い潰れました。
成功とは、果たして。
TKOの店主ケイジさん、映画祭でご一緒しただけで実は初対バンであったロキくん、本当にありがとうございました。
こういう恩恵により生き永らえているのだなあと実感する、今日この頃です。
翌日は、敬愛しかないラーメンズのもじゃもじゃしていない方こと、小林賢太郎さん監督映画を観に、池袋ヒューマックスへ。
真面目に不真面目を我で行く、と言うとすこしチープかもしれないけれども、構築した認識を斜め35℃から膝カックンしてくるような、独特の様式美が小林氏にはある。
短篇プラス、短い舞台公演がまとめられたオムニバス的作品でした。
絶妙なセンスに、右往左往ほどではない程度に心身をもっていかれ、この人に、どこまでも翻弄されていたいのだな、とつよく思った。
とにかく、わらいました。
口角炎が、裂けました。
映画館で笑っていいんだ、と、自然と体験しました。
パンフレットもポスターも購入しました。
推しは、推せるうちに、課金しよう。
映画館のポップコーンセットって、絶対ひとりで食べ切れないよなあと思うのに、上映終わると空になっているの、本当すごい。
塩&キャラメルポップコーンハーフとメロンソーダ、ごちそうさまでした。
ブランキージェットシティ育ちなので、メロンソーダを注文しがちです。
チリドッグが頼めるのであれば、合わせて頼みたいという、典型タイプです。
ポピュラーなお店だと、モスバーガーで叶います。
ドキドキするようなイカれた人生。
最高です。


昨日は仕事を早上がりし、新宿は花園神社へ。
酉の市の最終日に行ってきました。
夕方に着いたけれど、ものすごい人で、参拝まで40分くらいかかった。
この提灯を眺めながら、四方から人の波に揺られ、少しずつ少しずつ進んで行くのが乙なのである。
待つ楽しさ、わすれずにいたい。
参拝の後、適当なお店でいちばんちいさい熊手を買った。
せっかくなので、イカ焼きも。
これから本番という混み具合だったので、神社を出、コンビニで缶ビールを買って歩き呑む。
歩いて帰るつもりだが、途中、どこかで一杯やっていきたい気持ちもあった。
木曜日はきど藤が定休日だし、祝日ということもあり、呑み屋さんによってはおやすみだろう。
まあダメ元で当たってみて、なければ高円寺で呑もうと、以前から気になっていた立ち呑み屋さんリストから道中に近いお店へ。
看板の灯りはどうやら消えている。
残念、と思いながら入り口の札をよくよく見てみると、営業中との文字が。
おそるおそる入店すると、いらっしゃいとカウンターで店主さんが仕込みをしていらした。
時間も早かったからか、お客さんはまだいない。
「入り口あたりは寒いから、奥にはいりなさい。」
と仰って下さり、店内奥へ。
瓶ビールを注文すると、
「うちは飲み物だけでも大丈夫だから。頼んでくれたら嬉しいけど、無理しなくていいからね。」
と、どこまでも優しいお心遣い。
お腹が減っていたので煮込みを注文し、呑みをすすめる。
店内のメニューはすべて手書きなのだが、どれも本当に美しい書体。
よい字を書く方に、わるいひとはいないのだ。
酔いがまわってきて、気付けば店主さんとあれやこれやお話をしていた。
店主さんがパリへひとり旅をしたときのお話、私も昔ドイツへ行ったんですビールが好きで、ビールだったらここを右へ行った店の大瓶がうちより安いよ等々、本当に思うままお喋りをした。
儲けようという感覚がないのだろうかとおもうほど、人情に満ちた店主さん。
ヨーロッパには日本と違って地震がないから古い様式美が沢山残っているけれど、それらがピカソやその他芸術家を芸術的革命に駆り立てたのではないかなどと議論をしたり、気付けば3本呑み干しており、お会計。
「今日は祝日だから、気まぐれで開店したのだけど。お話できて、楽しかったですよ。」
とうれしいお言葉を戴き、こちらこそありがとうございます、また伺いますねとお店を出る。


【こう君とぴよ、記念すべき初対面に居合わせました。縦笛奏者は、みんないいやつ。】

歩いて帰ろうと思っていたが、菩薩に相談したいことがあったと思い出し、総武線に乗って高円寺へ。
富井さんの途中で到着し、トリのぴよを観て、そのまま呑みながら管を巻く。
時計を見れば、0時ちかくになっていた。
SEIYUでお茶割りを買ってふらふらと帰宅し、ストック用のデトックススープを作った。
包丁で野菜をひたすら刻んでいく過程で、左指をざっくり切ってしまった。
幸い、親指なのでギターには支障ないだろう。

今夜は、豪徳寺leafroomでライブです。
豪徳寺は、主演映画の撮影でもよく伺った街。
たのしみです。
雨降りゆいちゃんが出られなくなってしまったそうで、開場18:00開演18:30に変更になりました。
ふらりとおまちしております。

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