今日までとこれからと。

9月6日7:18
誕生日はずっと泣いていた。
色々と気を張ったり、神経を張り巡らせていたのがパッと飽和状態になったせいだろう。
脳の神経がパタパタと殺されていき、鬱に拍車がかかる。
私がやることなすこと、なんというか重たくて、人によっては不愉快であったりいい迷惑になってしまうし、それでいて肝心なところは足らなくて、躍起になればなるほど虚しくなる。
たくさん抱えて、抱えきれずに落として壊して、そういうことばかり。
もっと淡々と、息をするだけの人間にならなくちゃと思う。
脳と胃が痛い。
幸せを拾おうとするのに、同時に不幸の種を植えてまわるような不毛さに、本当に目眩がする。
生きることに疲れる。
疲れた。
もうずっと、とうの昔から疲れ果てている。
死んだら迷惑が掛かるので、自分で自分に罰を与えて、なんとか息をする。
赦しを請う毎日。
生きる意味はないのが救いなのに、意味を持たせようと欲張るからだ。
自業自得の四文字がしっくりき過ぎて笑ってしまう。
14歳の夏、終わりにしたはずの人生を、いまだに未練がましく持て余し、二酸化炭素を吐き散らかす。
疲れた。
幸せになんて、ならなくていい。
申し訳ない気持ちになるから。
生きていてごめんなさい、が、ずっと昔から、心の根っこに絡みついて離れない。
真っ暗なところから、いつでもチャンスを狙っている。
幸せになんて、ならなくていい。
私にはもったいない。
幸せになんて、ならなくていい。
もうすこし、もうすこしだけ、楽に生きたい。
9月7日3:56
4日は疲れで夜までダウン。
20時くらいから戴いたプレゼントを開け始め、その後ありがとうございましたの更新やご連絡。
一応誕生日の0時にシャンパンを開けて1人呑んだが、これがあんまり良くなかった。
ありがとうございましたのご連絡を終えるまでが企画なので、なんとかかんとかじゅんじゅんの体裁を保ってやりきれた筈だが、疲労と心のバランスがもう限界を超えており、酒がまわってからずっと泣いていた。
お酒を呑むには、少々疲弊が過ぎた。
近所迷惑になると思って、ユニットバスの床に座ってシャンパンを呑み、返信しながら嗚咽を漏らした。
気付けば朝の4時過ぎ。
ベッドで寝直し、10時過ぎに起床。
身体が鉛のように重い。
イベント事の後には反動により抑うつ症状が重く長く出るとわかってはいたが、まあきつい。
残った酒を呑み、パニックを起こしてまた泣き喚く。
こうなるであろうことを、視野には入れていた。
だから、あとは私が耐え凌ぐしかない。

勘違いして欲しくないのは、私以外の誰かのせいではないということ。
私の病のせいだということ。
諸連絡のため、普段オフにしている各種通知をオンにした生活に慣れないことだったり、体力が完全ではなかったことだったり、単純な不備や先行きの不安であったり、とにかく、いろんな事が重なった。
療養の手当金が終了するので、9月中に勤め先を決めなくてはという、私生活の焦りなどもあった。
前回の無善寺映画祭の時もそうだったが、今の私の身体には、長時間のイベントがかなり堪えるようだ。
頭痛がして、表情筋がかたく強張りだし、身体が泥のように重たく眠くなる。
今回は主催だったので緊張感などが保たせてくれたが、全てやり終えたと思った瞬間、一気に崩れた。

抑うつがひどくなると、自分で自分を貶める思考回路になる。
たくさんの優しさやあたたかい言葉、ありがとうやみんなの想いを、私なんかにはもったいない、申し訳ない、そんな権利も価値もないのにと、よくない方へ自責してしまう。
感謝の言葉よりも、足りなかった点や良くなかった部分ばかりが頭に浮かんで、ああ私はなんでいつもこんなに駄目なんだろうと、私はそんなたいそうな人間じゃないと改めて自責する。
わーわー言って泣いてばかりで、戴いたお花に謝った。
ありがとう、ごめんねと言って泣いた。
お花は生き物だから、かなしませてしまうと思った。

生きていてごめんなさいという気持ちが、物心ついた頃からある。
不穏が心に訪れると、その気持ちがすぐ側に寄り添って離れなくなる。
どうして死に損なってしまったのか、自問と自責がぐるぐるして止まない。
生きることに意味がないのが救いなのに、意味を持たせようと欲をかいた罰なのかもしれない。
自業自得の四文字がよく似合う。
幸せを拾おうとしているのに、同時に不幸の種を植えてまわっている自分に気が付いて、眩暈がする。
全部抱え込もうとして、たくさんたくさん抱えて、バラバラと腕の隙間から、こぼしてはひとつずつ壊してゆく。
9月7日12:41
私が苦手なだれかを、私の大切なだれかが愛してくれるように、私が大嫌いな私を、私ではないどこかのだれかが、ひと匙想ってくれたらそれでよかった。
9月7日21:52
ことちゃんから事あるごとに、
「じゅんじゅんさんも、もっと頼ってよ。」
と言われる。
私みたいに、深夜でもいつでもいいから連絡してよ、と。
友達じゃん、と。
私そんなに信用ないの、と詰め寄られた事もある。
彼女は本当に、ストレート且つド直球な人だ。
「そうなったら私は悲しいけれど、じゅんが本当につらくて、もう生きていたくないと思っているなら、それはわるいことじゃないよ。」
いつかの姉の言葉を反芻する。

大きなイベント事のあと、反動が訪れるという法則は分かっていた。
承知の上での計画。
今回のは、なかなかどうして。
横になっても、脳味噌が揺れるような感覚で酔う。
目を閉じると、目の前の暗闇がまだらに白くまぶしい。
なんでまだ生きてるのかわからなくて、ずっと涙が止まらない。
"自分なんか"という言葉がするりと出てきているあたり、心の自傷行為が始まっているよう。
脳の神経が、ぱたぱたと殺されてゆく。
鈍い痛みと鉛のような身体が、思考をずるずると心の底の沼に引き摺り込んでいく。
多くの人と長時間いたから、許容量を超えてしまったんだと思う。
心のバランスを保つ為には、幸せと同じだけ逆の感情を味わわなければならない。
贖罪。
頭が痛い。

第六感的なところを全開放すると、こういうことになる。
目には見えない、細い細い葉脈のような神経の管を、空間に充満させる。
そこにだれがいて、なにか不穏が生まれていないかなど、強迫症のように空気を介して舐め回す。
それは一種、ほころびをくまなく探してまわるようなもので、完璧主義である私の恐怖心に由来する。
私は昔から、無意識にこれをやってしまう。
すごく疲れる。

だれかの幸せを拾おうとするのに、気付けば新たな不幸の種を植えてまわっている事に気付く。
あまりの不毛さに思わず殴りつけた脚も、青く染まるだけでそこから消えてはくれない。
どうして、まだ息をしているんだろう。
わからない。
生きていてごめんなさい、が、ずっとある。
物心ついた時から、ずっとある。
14歳の夏に終わらせ損ねた人生を、指先で持て余し余所見ばかりしてやり過ごす。
いつもより強く早く響く心拍が動悸に変わり、生きて存分に苦しめよと畳み掛けてくる。

頼るってなんだろう。
知恵の輪みたいに数ミリずれたらハマらない確固たる自分の要求を、思い通りにならないどころか予測さえできない相手の好意に委ねて補完するなんて、恐ろしい以外のなにものでもない。
答えは初めから、自分の中にきちんとある。
私はある。
だから、わからない。
あとは私が耐え凌げるかどうかだけだ。
単なる現状の描写であり吐露であり、私は助けも救いも求めていない。
わからない。
「頼られたら嬉しいし、頼ってくれなきゃ悲しいじゃん。」
わからない。
私には恐怖心の方が勝る。
判断そして責任、自分自身が困惑する苦痛を、人様に贈ることは、私には耐えられない。
昔から、頼るのも助けられるのも、とんでもなく苦痛なんだ。
病気が治れば大丈夫だから。
またイチから頼る練習をするから。
今はちょっと病気がひどいから。
みんなの求める私になれなくてごめんなさい。
すこし、時間がかかります。
9月8日6:24
ホットラインを調べて、発信しますかの問いを選べないままずっと泣いている。
横になっても止まない目眩。
閉じても明るい瞼の裏。
いつもより強く早く表皮に響く心拍音。
身体がおかしい。
名所に行くほど用意周到な心持ちではなく、突発的に及ぶには気力とPPテープが足りない。
全部病に集約されるべきところが、全部自責に相成ってしまう。
そういう病気。
身体が鉛のように重い。
答えは全て私の中にある。
あとは私が耐え凌げるかどうかだ。


幸せはいつも腐敗臭がする。
幸せになんかならなくていいから、あとほんのすこし楽になりたい。


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持病の抑うつが続いています。
だれのせいでもなく、病です。
イベント事の後にはかならず起こるものです。
全て自分のせいにしてしまう症状に対し、これは病のせいだよと言い聞かせて、がんばっています。
なにを投稿していいのかまとまらないまま時間だけが過ぎてしまったので、増えていた下書きをそのまま全部載せました。
誰かやなにかを批判したり、非難したものではないです、本当に。
言葉って、本当にむつかしい。
うまく伝わらないかもしれなくても、言葉にしないとなにもわからないままだから、もしも引っ掻きまわすことになってしまっても、私は自分の言葉を示していきたい。
抑うつで他を鑑みる余裕がなく、普段以上に齟齬を生んでしまったら、ごめんなさい。

みんなのプレゼントやお手紙に助けてもらっています。
きちんと心身が整ったら、こんなことあったよとか戴いた写真とか載せて振り返りたい。
今は、心身の疲弊を緩めることに専念します。
皆様も、ご自身の身体と心を第一に過ごして下さいね。

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