殲滅さん in LOFT X。〜他力本願は宝くじ〜

昨日はLOFT Xへ行ってきた。
午後買い出しと下拵えの目処がつき、これは行けるのではと夕方予約しました。
なんといっても、LOFT Xは目と鼻の先。
よく行く最寄りのスーパーで出演者のアイドルさんたちが買い物に来ているのを見かけたりしていた。
自宅に一番近いライブハウスである。
りなちゃんのチェキ券。
クラブライナーの頃は何度か出演させて戴いたが、LOFT Xになってから入るのは初めて。
バーカウンターがしっかりしたものになっているし、床はフローリングみたい。
めっちゃ綺麗になっている。
トイレ入りそびれたけど多分綺麗なんだろうな。
さすがLOFTグループ。
一時水道管か何かが崩壊して騒ぎになって、ご近所でよく通る身としては何が起きたんだと心配していた。
人命の関わる事でなくて本当によかった。
アイドルさん主催のスリーマン。
デストロイな感じのアイドルさんが勢揃いであった。
最後に3組でゲーム対決をして、勝者がアンコールステージを演れるという催しもあった。
一つ目のストップウォッチを見ずに30秒で止めるというゲーム。
殲滅からはりなちゃんが参戦。
周りがとっとこハム太郎の歌を唄ったりして邪魔する中、一生懸命数える姿が可愛かった。
勝負には負けてしまったが、可愛かったので万々歳。
その後も対決が続き、最後は小麦粉の中に顔を突っ込んでグミを探すという、体を張ったゲーム。
メイクとか大丈夫なんだろうか。
みなさん結構ガッツリ白塗りになっていた。
アイドルさんは、根性が違うなあ。

LOFT Xのステージは、この間のデビューライブのハコより前後左右広々としていて、メンバーさんのびのびと唄って踊れている印象を受けた。
そしてヘドバンが前回より様になっていた。
ヘアアクセが飛んだり、この手のアイドルさんは大変だ。
でも地下アイドルさんは、こうやって成長してゆくのだな。
アイドルさんのイベントに慣れないのとアルコール提供が無いのとで、ほとんど棒立ちで聴いていたがとても楽しかった。
アイドルさんのイベントって盛り上がるのが正解なんだろうな。
演る側も、観る方も。
いわゆるオタクの方々の熱量がブチ切れていて圧巻であった。
そういう空間に慣れないので、気恥ずかしさもあるのかもしれない。
でもお酒があったら、わー!っとできるような気もする。
私も少しずつアイドルライブ観戦者として成長していきたい所存。

アイドルさんの"もっと盛り上がって!"はすごく分かるのだけれど、バンドマンやシンガーソングライターが同様の文句を放つと、ちょっと萎える。
不相応な時に限りだが。
アイドルさんは、みんなで盛り上がりの先の景色を見ようぜ!という目的が明確にあるので違和感ないが、演者の場合はちょっと違う。
比較的閑散としたフロアに向かって、
「もっと盛り上がれ!」
って、それあなたが気持ちよくなりたいからじゃないの?と思ってしまう。
あなたが不安なんじゃないの?
"音楽であなたを救いたい"って、本当に救いをもとめているのは自分の方なんじゃないの?
などと思ってしまう。
私は真理を念頭に置くタイプなので、一般的には意地悪な部類になるのかもしれない。
勿論、普段口には出さないけれど。
思っているだけっていう方が、タチが悪いのかもしれない。
別に嫌悪感があるわけじゃなくて、え?なんで?と純粋に疑問に思うだけ。
出演者の多い某イベントに出演した時の話。
演者同士は開演中物販テーブルに座っていた。
私もその中にいて、知らない人ばかりだったのでどうしようと思いつつ、
「物販邪魔じゃないですか?」
というようなことをジェスチャーを交えながら隣の子に小声で聞いた。
大丈夫ですよ、演者さん多いから狭くて大変ですね等とにこやかに返してくれた。
すると突然、
「喋ってんな!」
とステージから声が飛んできた。
出演中の演者さんが、我々に向けて放った言葉のよう。
私と彼女は、やばいと顔を見合わせ苦笑して黙り込んだ。
私は、ライブの聴き方は人それぞれだと思うタイプなのだが、ややあ、と思いつつ従った。
ちょこっと小声で確認しただけなのに、あかんかったんかい。
そんなに見つめていて欲しい神経があるの、逆にすごいと思った。
私は、ドリンク頼んでトイレ行っていいよーと自分から言ってしまうタイプだから。

暗いライブハウスで、演者さんが演っていて。
バーカウンターでお酒を頼む人がいて。
前で齧り付くように見入る人もいれば、一番後ろでうずくまって、聴いてるのかわからないような人もいる。
酔っ払った調子外れな喋り声と、タバコの匂い。
私はそういう、ライブハウスという空間が大好きだ。
例え居眠りしていたって、その人の耳には入っているはずだし、居眠りしている後ろで流れる音楽なんて、映画のワンシーンみたいで素敵じゃないか。
お喋りも同様。
ライブハウスとは、たくさんの人の人生が交差する空間なのだ。
勿論、節度あっての話ではあるけれど。
お客さんがいない、フロアの盛り上がりが足りないと人のせいにする人間は、なかなか満たされないと思う。
他力本願とは、馬券や宝くじに願望を委ねるようなものなのだ。
また、お客さんが少ないと嘆くバンドマンは、一番耳の肥えたライブハウスのスタッフさん達が、しっかりと聴いていることをきちんと自覚すべきと思う。
お客の有無でやりたい音楽やエネルギーが半減する人間だと、自ら発信しているのと同じ事である。
ドキッとしたのなら、まずはなんの気なしに、
「お客さん少ないねー。」
と発言するのを辞めるべきだ。
発言を改める事は、考えを改める事と同義である。
きちんと、自分の信念に見合った思考と発言をしていれば、道を誤る事は少なくなる。
そうは思わないという人は、ヒーローショーのヒーローのお仕事とかに転向した方がいいと思う。
それこそ、お客様と一緒に大きい感動を目指すアイドルさんに成るべく、努力をした方が断然良い。
バンドマンよりアイドルさんが優れているとかその逆であるとか、そういう話ではなくて、演る側の人間として、なにを志しているのか、きちんと歩みを揃えていた方が良いんじゃないかなという話。
全てこの通りではないのは分かっているけれど、そういう違和感をずっと感じていたりします。


帰って缶ビールついでに30分だけツイキャス配信しました。
見て下さった方、ありがとうございます。
見れなくてわー!と思って下さった方も、そのお気持ちに、感謝感謝です。
少し慣れてきたような気がするので、またふらりと配信します。
特に内容は無いのですが、録画も残してあるので、酒の肴やお暇つぶしにどうぞ。
先日の無善寺映画祭に出展した泥酔映像集のDVDも、ようやく完成致しました。
がんばった。
上映会の後、テロップなどを追加した改訂版です。
泥酔映像20分と、DVD版特典映像として、じゅんじゅんエレキギターで個人練習の様子が収録されております。
エレキギターのじゅんじゅんは、最近ではレア。
ほぼ編集無しのぶっ通しなので、1曲演っていたり、途中で辞めたり、右往左往なリアル個人練習です。
練習というより、スタジオひとり遊びに近いのかな。
中盤即興もしています。
エレキギターは、ジャーンと弾いて弦をグイッとするだけでウィィイインとカッコいいので、テンションが上がる。
演っている本人だけかもしれぬが。
カレーバンドがひと段落したけれど、またスタジオ入って遊ぼうっと。
LOFT X横の駐車場に咲いていた紫陽花。
あんまり見ない、八重桜みたいなタイプ。
かわいいな。
そしてそして。
今日は遂に、りなちゃんのレコ発お誕生日イベントです。
朝からローストポーク3キロ焼いたぜ。
床、ギットギトだぜ。
旨みの代償である。
以前大きなイベントの時13キロ焼いたので、これくらい何てことはない。
まかせろ。
昨日一昨日と酒を呑み雑な食生活だったので、ポークの合間にとんこつラーメンを食べた。
今日出すカレーのにんじんの皮と卵を入れました。
鬼うまし。
ひとりで、
「おいしい!おいしい!」
と言いつつ、完食。
ごはん食べないと駄目だわ、本当。
諸々の準備を整えつつ、ギトギトなのでお風呂に入ります。
忙しい時こそ、お風呂、ごはん、大事。
いつもより余裕がある感じなので、逆になにか忘れているのではとちょっと怖い。
多分大丈夫。
がんばります。
お越しの皆様、お気を付けていらしてください。
お楽しみに。

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