2020.12.11.千葉ANGAニシキフェス

※画像は下記。
千葉ANGAニシキフェスvol.3、ありがとうございました!!

*セットリスト*
1.ヘビィダメージ
2.地獄ディスコ
3.デンジャラスアンド迷惑
4.真実
5.グラインダー

オープニングMCの後、休憩無しのぶっ通しという鬼畜セトリ。
鈴木さんが出演後楽屋にて、
「このセットリストはやばい」
と息絶え絶えだった。
私は最近突然変異を起こし、ワンステージ中ドリンクを飲まなくても大丈夫な身体になったので、そんなにやばくなかった。
私の怒号で始まる「地獄ディスコ」がセトリに組まれていると、
「○曲目、間髪入れずに地獄ディスコ、地獄ディスコ…」
とそれだけで頭がいっぱいになる。
過去に、曲始まらないなぁ〜と暢気に立っていて、鈴木さんが代わりに、
「じぃぃぃいいいいい〜〜〜〜…ッッ!!!」
と、最初の台詞"地獄ディスコへようこそ"の冒頭を匂わせる雄叫びを上げるという事故が何度かあった。
歌はじまり、苦手なんだよなあ。
忘れちゃうんだもん。
昨日は何とか忘れずに演れました。
わたし、えらい。
でも途中のサビ?の掛け声をワンコーラス分すっかり忘れて棒立ちするという、大胆過ぎてちょっと気付かれ難い凡ミスをした。
1曲目のヘビィダメージでドラムからダイブしてきた鈴木さんが、私の足元にドラムスティックを一本落としていったのだが、
「鈴木さん、今スティック一本で叩いてるのかな?このリフはたして一本で叩けるのかな?」
と、スティック一本でドラムを叩く鈴木さんの図を想像していたら、サビが始まっていた。
その後、ちょっと腹が立ったので、足元のスティックを足蹴にしておいた。
そんなてんやわんやなライブの模様が、YouTubeに上がっているそうです。
私も後で見てみようっと。
他のバンドさんも見れます。
ダムダム団は残り35分くらいのところから。
昨夜はニシキヲリタカツグことニッシーの、2ヶ月遅れのお誕生日企画。
去年も呼んでもらって、2年目。
千葉でライブやる機会なかなかないので、嬉しい。
「遠いのでアクシデントを考えて15:30には千葉到着目指そう」
と、リーダー鈴木さんからお達しが。
私は高円寺から総武線で一本。
鈍行だが座っていれば良いし、青春18きっぷで大阪行くような人なので、長時間乗車は苦ではない。
電車の中で読もうと本を持ってきたのだが、諸連絡や返信作業していて開けず。
なんとか日記だけ書いて千葉駅到着。
駅周りを散策して、じみちゃんと偶然合流し箱に着いた。
ジンさんは先に到着しており、鈴木さんだけまだだった。
電車乗り過ごしたらしい。
当初の読み通り、やはりイレギュラーな場所にアクシデントは付き物のよう。
到着した時、クロメのぎっちゃんとニッシーが階段に屯していて、
「じゅんじゅんがパジャマ着てる」
「それタオルじゃん」
等と誹謗中傷を受ける。
かわいいニットのセーターだもん。
オシャレを知らない男達である。
ニッシーの髪が灰緑色になっていた。
仕事的に大丈夫なのか聞いたら、いまのところ何も言われていないとのこと。
35歳にもなって、どこまでも高校生みたいな人だ。
生きた年数のオーラを感じさせない男、ニシキヲリタカツグ。
[▲オシャレかわいい千葉ANGAのドリンクカウンター。お料理メニューが豊富。]

鈴木さんも無事間に合って、リハ。
ANGAにはフードがいっぱいあって全体的に安めなのでウキウキしていたのだが、感染症対策で昨日は全面中止。
がーん。
その代わり、食べ物の持ち込みOK。
寿司でもピザでも取ってくださいと言われる。
これは逆に、おつまみ買ってくる系バンド、ダムダム団の腕の見せ所ではないだろうか。
しかも終演後ドリンクが350円。
安い。
安過ぎるぜ、千葉ANGA。
顔合わせ終了後、っしゃー!!スーパー行こうぜ!!!と安定の流れに。
クロメのあやちゃんぎっちゃんとダムダム団みんなで近くのイオン系列スーパーへ。
大はしゃぎの面々。
一応鈴木さん指揮のもと、味噌漬け、黒酢漬けニンニク、キムチ、生ハムなどなど、我々らしい絶妙なチョイス。
四ツ谷アウトブレイクでのレコーディングを経て、打ち上げ買い出しレベルが上がった。
音楽的な効果は、謎である。
ぎっちゃんとニッシーに罵られたセーター。
月曜日の企画に出演してくれるお笑いユニット、サイコパスのコマツさんのお店で買った。
かわいいじゃんか。
じみちゃんはかわいいねって言ってくれたもんね。
楽屋も広くて良かった。
私が小腹用に焼いてきた塗るカレーパントーストを広げると、瞬く間に無くなった。
半分はチーズを乗せて焼いた。
みんなおなかすいてたんだね。
おいしいと絶賛だった。
お客様から戴いた、カルディの人気商品だという塗って焼いたらカレーパンペースト。
売り切れ続出らしいので、見つけた際には是非。
おいしいです。
そんなこんなで食べ物を買ったり食べたりしているうちに、ライブスタート。
1組目、MONKEY GROW。
高校生バンドが2組いると聞いてたが、そのうちのひと組。
高校2年生らしい。
すごくかっこよかった。
鈴木さんがギターめっちゃうまい!ジンくんより上手い!と言っていて、それに対しジンさんは、
「そうっすね!」
と返していた。
清々しいレベルのプライドの無さ。
さすがである。
出番終えてフロアに来たメンバーさんに
「かっこよかったです」
と言って握手していた。
正直、偉そうに蘊蓄垂れ流すヤツの1万倍良いよね。
マトモ面したキチガイより、すなおなアホの方が好きだわと思いながら眺めていた。
鈴木さんは、
「ドラムの馬力がすごいのとスタッフの女の子がナイスバディだったのでもう負けた」
と言っていた。
ライブはまだこれからだぞ。
がんばれ、おっさん。
2番手、おやすみテディベア。
こちらは高校3年生。
絶賛テスト期間中らしい。
世界観がしっかりしていた。
すごいなあ。
ギターの子が弓使ったり足元踏んで飛び回っていて元気いっぱいだった。
鈴木さんが、
「俺の娘でもおかしくない歳だ」
と言っていた。
たしかに。
私は、肌がつるつるで若いと思った。
自分の歳の自覚と実感が無さ過ぎるので、昔から歳の上下がうまく認識できない。
じゅんじゅんはまだ若いからと言われたから、あと10年もしたら変わってくるのだろうか。
3番手、moeさん。
唄がすごく上手かった。
ギターもすごくきれいに弾いていた。
バンドが活動休止中らしい。
「恋人がサンタクロース」のカバーを演られていたのだが、代官山パンク日和の入りSEの、
「恋人はビールだぁ〜、ほんとうにビールだあー」
を思い出してしまい、私も完全にこちらの世界の住人なのだなと一人感傷に浸った。
キラキラした世界には、もう戻れないのだろうか。
アディオス、正統なる娑婆よ。
弾き語りとても良かったです。
4番手、遠井地下道さん。
普段はパンクバンドをやられているそう。
とても良かった。
良かったですと言いそびれてしまったけどとても良かった。
「今年は全然ライブ出来なかったと言ってたけど、俺今月あと15本あるからね」
と笑って仰っていた。
私も世情由来のライブ減していないので、わかりみが深かった。
探せばできるところある。
でもライブやるのが正解とも限らないから、演れない事、演れなかった事実に、そんなに振り回されなくても良いんじゃないかなと思った。
曲磨いたり、Recしたり、MV作って上げたりだって出来る。
スタジオ配信だって出来る。
なんにもしないで英気を養うことだって、出来る。
過ぎてしまった過去に言い訳をしたり、卑下してもなんにも良い事なんてない。
どうであれ、時間を充実させられなかった自分を蔑む行為になってしまう。
たくさん休めてよかったね、でいいんじゃないかな。
肯定出来なくてもいいけど、わざわざ「ダメでした」とレッテル貼らなくていいんじゃないかな。
なんて思ったりした。
5番手、クロメ。
いや〜。
控え目に言って、最and高ですた。
身体が勝手に踊り出した。
リハ後に楽屋で辛辣なダメ出しをするVo.あやちゃんに"鬼軍曹"というあだ名を付けて怖がる鈴木さん。
それまで塗るカレーパンを食べてきゃっきゃウフフしていた楽屋の空気が、一瞬にして凍りついた。
すごいまじめさだ。
このストイックさがライブの説得力なのだな、と痛感。
あやちゃんぎっちゃんと初めて会ったのは新宿JAMのオールナイトイベント。
私が大泥酔の末、サブステでギターを持たず床をバシンバシンぶっ叩き大号泣しながら即興で唄っていた日だった。
その後JAMの前で一悶着起こしたのち通報されてパトカーが来た。
その一連の様子を見て、
「なにこいつヤバい」
と思ったというDr.ぎっちゃん。
あの頃は、若気の至りMAXでしたね。
酩酊により記憶が喪失しているけれど、懐かしき思い出。
昨日はライブ中、ギターのミヤウチ氏が弦を切り鬼軍曹が文字通り鬼の形相で迫る一幕も。
じみちゃんがすすすとギターを貸しに登場。
やさしい。
じみちゃんギターが普通のセッティングで弾かれるのを初めて見た。
ええストラトちゃんだなあ。
良い音で鳴いていらした。
我々もうおりゃぁあああと全力で演り終え、待ちに待った打ち上げへ。
終電まで時間が無いから急いで!と、ライブのセッティング以上の素早さでANGAのフロアが居酒屋ダムダム団に変貌を遂げた。
汁物は電車で食べられないからとキムチや黒酢漬けニンニクを優先して開封していく。
さば味噌缶久しぶりに食べたけど美味しだなあ。
お料理にも使えるので、いつも水煮缶を買ってしまうのだ。
ぎっちゃんがおつまみ提供してくれた。
鈴木さんが、ひとくちチーズタルトを生ハムで巻いて食べると美味い発明をした。
そんな訳ないでしょお〜と言いつつジンさんが確認して「うまい!」の流れを昨夜もやっていた。
このおじさんたち、いっつも茶番やってんな。
鬼軍曹が統率するクロメと真逆のダムダム団。
なんでなかよしなのか不思議だけどたぶん酒のせいだと思う。
酒偉大だな。
終電そろそろということで、お片付け。
鈴木さんが慌ててビールを2杯頼んで持ってくる。
駆け込み酒が過ぎる。
ゴミをまとめて、ご挨拶してみんなで駅へ。
途中セブンイレブンで帰りの酒を買い込む。
ダッシュで厠へ行ってギリギリセーフ。
じみちゃんが美味しいロイヤルミルクティーをひとくちくれた。
めっちゃ美味しい。
都内で見ないので千葉限定なのだろうか。
ストローから紅茶葉のかおりがしてきてそれだけで呑めると語ったら、ぎっちゃんに馬鹿にされた。
ぎっちゃんのいい笑顔。
箱根駅伝黒ラベル。
リハの時点で既に飲酒してたのに、元気だなあ。
私ならハイパーじゅんじゅんタイムが3回くらい訪れているとおもう。
最近見つけたかわいい猫について語るじみちゃん。
修学旅行の帰りみたいでめっちゃ楽しい。
私は白ワインを買った。
新宿駅に着く頃には空になっていた。
白ワイン、無限に呑めるな。
高円寺駅に着いて鈴木さんと一杯呑み、帰路に。
ここからが、大泥酔した私の壮絶なる旅路。
まずSEIYUに寄り、10個入りの卵とバナナとフォーナインのシャルドネロング缶を購入。
嫌な予感しかしないラインナップである。
なんでこの後に及んで9%というヘビーなチューハイを選んでしまうのか。
しかもロング缶。
「ここまで帰ってこれたし、もうどんなに酔っ払ってもだいじょうぶ」
みたいな心持ちだったと思う。
狂った心理でなければ手を出すことのないストロングチューハイ。
旅の恥はかき捨てなのだろう。
SEIYUを出てチューハイがぶ飲みして、案の定路上で爆睡。
知らないお兄さんに起こされる。
よくわからないけどしばらく会話して記念の写メ撮影。
朝起きたら知らない人とのツーショットがあってビビったけど、よくある事なのでそっ閉じ。
どこで撮ったのか記憶にない私。
なにかの公的掲示板に寄り添ったものと思われる。
ごきげんな様子。
この後、家に帰る途中の歩道橋で転んだ。
たぶん。
そのまま爆睡していたら、また知らないお兄さんが起こしてくれた。
あーだいじょうぶですすみません等と口走ったが、全然大丈夫じゃない有様。
買ってきた卵とバナナがカバンから落ち、歩道橋の階段に散乱していた。
ええええ卵がぁ〜と這いずりまわりながら食材を回収。
「これよかったらどうぞ」
と、知らないお兄さんがペットボトルのおいしい天然水を手渡してくれた。
なんていい人なんだ。
日本は優しい国だとホクホクしながら帰宅。
外で2回も寝落ちたせいで、心と相反し死ぬほど寒かった。
パジャマのズボンに履き替え、こたつをONにして潜り込む。
潰れてしまった卵の事が頭を過ったが、明日の私に委ねてそのまま爆睡。
長い長い一日が幕を閉じた。
今日はたくさん寝た。
後悔は、ありません。
戒めを胸に、明日も生きていこう。
教訓「大泥酔時に生卵は買わない」

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