ゲームのはなし。

※画像は下記。
[▲ポップンミュージックで一番好きな曲。この黄色の髪のジュディというキャラが好きだった。ファッション的も好き。ピチッとしたノンスリヘソだしに、ダボっとしたパンツ、グッとくるねん。]

私はゲーマーという程ではないが、ゲームが好きな方の人間。
物心ついた頃からテレビゲームをやっていたし、中学生の頃はゲームセンターでポップンミュージックという音楽リズムゲームをひたすらやっていた。
アーケード版に飽き足らず専用コントローラーを購入して自宅でやったりもした。
9つある野球ボール大のボタンをバシンバシン叩いていく様は、側から見るとちょっとこわい感じだったと思う。
鬼の形相で。
その頃が全盛期。
ダムダム団の鈴木さんとじみちゃんは今でもかなりのゲーマーなので、2人に比べたら私の人生においてのプレイ時間、蟻くらいと思う。
その程度のゲーム好き。
[▲昔好きだったナッツ&ミルクというゲーム。操作方法めちゃくちゃ簡単なのにめちゃくちゃ難しい記憶。曲が可愛い。]

幼少期は、気付けばリビングにファミコンがあって、スーパーマリオなどをやっていた。
父親がゲーム好きだったのが大きい。
スーパーファミコンも発売頃に購入して、父姉私でドラゴンクエストⅤをやっていた。
セーブデータが3つまで入れられる。
誤って上書きしたり、不慮の事故によりデータを消すと、父の拳が飛んできた。
今となっては良い思い出である。
おかげでこんな大人になりましたよ、父上。(恨み節)
最初はドラクエをやっていたけれど、途中から完全にファイナルファンタジー派となり、親子3人で誰が先にクリアするか躍起になっていた。
力関係的にはやはり父がカーストトップであった為、私と姉が取り合う形に。
しかし歳と力の差で負け、大体姉が先にやる事になる。
今考えると、私はゲームがやりたいというより、みんなと同じ事がしたい欲の方が強かったように思う。
結局クリアするところまでテンションが保たず、大体途中で投げ出していた。
下の子あるある、真似っ子したい現象。
母上は電車でGO!というたまごっち(懐かしいな)サイズのゲーム以外には興味を示さなかった為、我々の泥試合を横目に、ひとり、電車でGO!していた。
今も昔も群れない女、母。
さすがである。
全然関係ないけどFFのキャラデザをしている天野喜孝氏の娘さんが大学のサークルの後輩だった。
めっちゃ美人。
松田性子というギターボーカルとツインのバンドのドラムを叩いていた。
2人は私の企画ライブで解散したが、ボーカルのしょうこちゃんはまだ音楽をやってる。
なんか海外のミュージシャン紹介みたいのに出てた。
ごいすー。
ライブハウスも出てるみたいだけど、界隈が違うのでずっと会っていない。
もう1人、サークルの後輩でバンドやってる村井くんは、去年高円寺のロッキーカナイでバッタリ会った。
「きゃー村井くんだマジうける今度呑みいこー!!」
とめっちゃ盛り上がった。
その後は会っていないけど。
演ってれば、生きてれば、きっといつか再会できるね。
[▲スーパーファミコンで大好きだったクロノトリガー。鳥山明氏のキャラデザインがとてもかわいい。この曲ずっと聴いていられる。聖剣伝説も好きだった。]

ニンテンドー64を買った頃、一軒家に引っ越しして大きなテレビを買った。
当時の最新機能、画面を2つに区切って、右と左で違う番組が観れるというもの。
これがあれば、左でプレステ、右で64の同時プレイが可能になるのだ。
超画期的。
それまでゲームの取り合いをしていた我々は大はしゃぎだった。
しかし、画面が分けられたとしても、一組しかないハードとソフトは2つに分けられないので、またすぐに取り合いになった。
私「FF(プレステ)やりたい」
姉「は?マリオカート(64)でもやっとけ」
結局、私が負けるのであった。
[▲検索したら公式サイトが健在。この令和の世に、ダムダム団のHP並みの化石サイト。このクソコラ感、たまらんですな。]

ポケモン世代ド直球の私は、当時、ニンテンドー64で出た「ピカチュウげんきでちゅう」というゲームを必死でおねだりして買ってもらった。
付属のマイクで話しかけると、ピカチュウが応じてくれるというものだった。
が、私の滑舌が悪いせいか、機械の聞き取り精度が低いせいか、全然伝わらない。
ピカチュウ!と声を掛けても、画面の向こうから不満気に「びーがーぢゅ〜」と唸り声を上げられる始末。
ぴかちゅう、げんきないでちゅう。
切ない思い出である。
[▲プレステで好きだったゲーム、火星物語。詳しく覚えていないが、良い話だった。ポリゴン体なのにキャラの色がきちんとあって良い。そして曲がとても良い。]

私のテレビゲーム史はプレステ2で幕を閉じた。
我が家にはパソコンが無くインターネットも引いていなかったので、オンラインプレイ押しのプレステ3には手が伸びなかったのである。
一同、「ネット?なにそれおいしいの?」という感じだった。
携帯型ゲーム機は、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、DSと割とやっていた。
今年姉が「おうちで過ごす時間が多いだろうから、プレゼントだよ^^」と言って、その時期入手困難だったSwitch Liteとどうぶつの森、ポケモンソードをプレゼントしてくれた。
嬉し有り難い。
そちらもコツコツやっている。
我が家は実家と同じくインターネット契約をしていないので、通信などは出来ないままだが。
最新ゲーム機の画面の美しさに、驚きを隠せない。
ひとりしこしこと、どうぶつの森をやる私。
通信も魅力的ではあるが、こっちの方が性に合っているなと思う。
[▲中学時代、幼馴染と徹夜でプレイした初代ときめきメモリアル。何故華のJC3人で徹夜でときメモに興じていたのか謎である。普通は桃鉄とかだろ。ちなみにOPの「始まりがあれば〜」のポエムは、ダムダム団のズンドコセッションと呼ばれる曲間の即興でリーディングしている。このポエムを聞きながら、何度と無く夜を明かした。紐緒結奈という電波系の女の子が推しだった。]

テレビゲーム、ポータブルゲーム機を差し置いて、今や、スマホゲームが当たり前の世の中になった。
ガラケー時代にもゲームはあったが、テンキー入力という事もあり、今よりも内容の自由度もジャンルも狭かったように思う。
アプリを落とすのではなくブラウザ上でのゲームが多く、通信量で痛い目を見る事もしばしば。
モバゲーなどのミニゲームサイトも懐かしい。
その中で、私が大好きだったゲームがある。
『歪みの国のアリス』というタイトル。
いわゆるノベルゲームと呼ばれるもの。
物語を読み進めると、途中で選択肢が出てきて、自分の好きな方を選ぶ。
選んだ内容によって、物語が変わっていくというもの。
バッドエンドを含め、全部で15パターンのエンディングがある。
サイトやムービーを見てお分かり戴けるだろうが、ジャンルはホラー。
何のキッカケで知ったのか、全く記憶に無い。
当時、夢中になってやっていた。
怖いだけのホラーと違い、ファンタジックな設定や魅力的な登場人物、シニカルな笑いも所々に散りばめられている。
そして何より、すごく良く出来た物語。
バッドエンドも、グッとくる。
全クリアしたら、泣く。
この雰囲気がピンときたら、絶対ハマる。
私は読んだ事がないが、公式で小説も出ているそう。
切なくて、あたたかくて、悲しくて、やさしい。
そしてそして、さらに欠かせないのがBGM。
全編通して、良い。
すごく良い。
このMy Sweet Painが特に好き。
リピート再生でずっと聴いていられる。
5年前にスマートフォン向けにリメイクして再リリースされた。
即買った。
結構先まで無料でプレイ出来るので、気になった方は、お暇潰しなどに是非読んで戴きたい。
出来ればBGMも聴きながら。
私も機種変更した際に以前全クリアしたデータがとんでしまったので、気が向いた時にぼちぼちやっている。
改めて、名作は色褪せないなと実感する。

音楽も漫画も美術もゲームも料理もそのほか全部、私にとって、とても豊かなもの。
見る側とか、作る側とか、偉くなりたいとか、だれかと比べてとかにはあまり興味がなくて、より文化的な、彩りのある毎日を送りたいだけ。
だから、自分に素直に正直に、舵を取って泳いでいきたいと思う、今日この頃である。

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