ローストポークと野生の紫蘇

※画像は下記。
先日スーパーに行ったら、豚肩ロースブロックがまさかの100g69円。
これはなかなか無い大特価。
豚肉はビタミンBが豊富で疲労回復にももってこい。
久しぶりに自分用ローストポーク作るか、と購入。
自分のために作るなんて、いつ振りだろう。
3、4年振りとかかも。
新宿JAM時代にフードで出し始めた逸品で、かれこれ7年くらい使ってるかも。

作り方はお馴染み、フライパンで焼きを入れる方法。
各面5分ずつ計20分中火で焼いたら、蓋をして弱火で10〜15分。
火を消したら冷めるまで放置。
私はいつも、ポークを取り出した後のフライパンでグレイビーソースを作る。
グレイビーソースとは、焼いた後の肉汁を使ったソースのこと。
説明を聞いただけで美味しそうである。
残った肉汁にバターをひとかけとお醤油を入れて、弱火でクツクツ。
フライパンをぐるりと回しながら馴染ませて、完成。
ただこのソース、今の時期だと常温でも固まってしまう。
豚肉は脂がすごいのです。
残り汁を置いておいて、白く固まった脂だけ掬って取り除くと固まりづらくなる。
でも美味しいんですよねえ、脂。
マシマシの呪文を唱える気持ち、わかる気がします。
私はローストポーク作って出来た脂を冷蔵庫で保存している。
炒め物とかチャーハンに使うと、すごく美味しくなる。
いわゆるラードというやつですな。
最近は包丁で切った時の感触で、焼き具合がわかるようになった。
一般家庭では必要のない特殊能力。
私は何を極めておるのだろう。
今回はしっとりとした断面図。
これ以上火を入れてたらパサついていた。
見極めグッジョブ。
個人的にはこの一歩手前の、もう少しピンク色でやわらか〜なローストポークがドンピシャ好みだが、美味しいので良しとしましょう。
そのまま食べても、サラダやパスタなどに具材として使ってもいける。
ポーク万々歳だね。
お姉ちゃんにごはん作ったときに出したら美味しいと言っていたので、お土産に包んであげた。
おいしい食は、しあわせの基本ですからね。
レバーが安くなっていたので野菜炒めにした。
玄米入りごはん、レバー野菜炒め、ローストポーク、蓮根きんぴら、小松菜のおひたし、にんにくと生姜のすまし汁。
鉄分は不足しがちだからたんと摂らないとね。
栄養たっぷりごはん。

にんにくと生姜のすまし汁はとても簡単だし、寒い時期にぴったりな一品
お椀に生姜をすりおろし、かつおだしの素を小さじ半分、お醤油を少しと、レンジで長めにチンしたにんにくを入れて、沸騰させたお湯を注ぐだけ。
めっちゃ簡単。
そしてめっちゃ温まる。
包丁も使わずに済むし、風邪引いて料理する気力ない時などに是非。
この間うちに来た悲劇さんがとなりの空き地を見て、
「紫蘇!紫蘇!紫蘇じゃないですかぁ〜っ!」
と興奮しまくっていた。
冬になったら即枯れて死ぬ!と言ってあれこれ美味しい調理法を話していらしたので、試してみた。
大家さんに見つからないようにビクビクしながら採集した紫蘇。
別に悪いことしてる訳じゃないんだけど、「あらあらおおやまさんなにしてるんですか?」と聞かれたらだいぶ気まずい。
逆に、なにも聞かれなかったらもっと気まずい。
幸い誰にも見られず採取成功。
綺麗に洗う。
水につけて置いておいたら、ちいさい羽虫が出てきて水面をジタバタしていた。
な、なんかごめんよ。
美味しく食べるから許しておくれっ、と排水口へザブン。
でも私が紫蘇を美味しく食べたところで、虫にはなんのメリットもないなと思った。
うん…ごめん。
きゃー。
水切ろうとおもってしぼったら、ぎゅぎゅぎゅっとしてしまったよ。
これ大丈夫なの?
キッチンペーパーが紫色に染まった。
さすが紫蘇。
これで毛糸染めたらめっちゃ可愛い色になりそう。
白と薄い青紫のまだらな毛糸、絶対可愛い。
でも水溶性だから洗ったら落ちちゃうのかしら。
大学のテキスタイルデザイン専攻に友達作っておくのだった。
実践は好きだが、理論は苦手。
根気強く拭きながら広げた紫蘇たち。
おおぉ、おぬしたち、生きておったか。
サランラップに紫蘇をのせて、塩をのせる。
交互に重ねていき、包んで冷蔵庫で2〜3日寝かせて完成。
紫蘇の塩漬け。
悲劇さん曰く、何年も保つそうな。
正直、紫蘇生えているなあとは思ってたのだけど、野生の紫蘇なんて採った事ないからどうなんだろうと思って素通りしていた。
ちゃんと美味しい。
すごーい。
おにぎりに巻いて食べたい。
空き地にめちゃくちゃ生えてるから枯れちゃう前にまた採ってこようかな。
今度は醤油漬けにしてみたい。
安さに目が無い私が、遂にタダで食材を手に入れるようになるとは。
終着地点はサバイバルなのかな。
逞しく生きていきたい所存。
【ダムダム団】
11月18日(水)四谷アウトブレイク 
おいおい教バンド/ハイファイコーヒーズ/じどうぽるの砲/ダムダム団
OPEN: 18:30 START: 19:00
前売2000円/当日2500円(共に1D別)

11月20日(金)高円寺無力無善寺
「ライブ ビール好きな女」
op/6:30st7:00 1ドリンク付1000円
4じゅんじゅん 6髙橋ライ蔵 1無善菩薩
 3蒼伎敬 5タダフジカ 2吉原悲劇

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