前向きに。でも堅実に。

画像は下記より
[▲やばいかもしれないと思った時のテーマソング。嘉門達夫が存分に生かされている。深刻な時こそ、滑稽さを忘れてはならない。]
お買い得品や値引き品に目が無い。
節約節約してるところを見て「そんなに極貧なの?」と心配する方もいるかもしれない。
勿論裕福な訳じゃないけれど、
「水しか飲めません。」
なんて貧困では勿論無い。

現在、療養という形の無職で、以前の月収の7割弱を、傷病手当金として国から戴きやりくりしている。
何にビックリしたって、今まで勤め先に丸投げにして、給料からしょっぴいてもらっていた、税金に年金、保険料の請求額。
ヒェッ。
そんなに払っていたのですねっ。
ていうかどれがどれだか正直チンプンカンプンで、退職後次々と届く封書を前に「いったいどれがだれやねん」とひとり言ちる有様であった。
こうなるから、その辺まるっとやってもらえる社員並みのパート勤め一本にしていたのだ。
自己管理絶対無理だもん。
隣のマンションの人の電気代の請求書がポストに入ってて、間違えて払っちゃうような人間だもん。
払っちゃったんでかえしてくださいえへへと訪ねることも憚られたため、「私はあしながおじさん、私はあしながおじさん」と心中で唱え、いい人エピソードに変換した。
慈愛ポジティブ、is和平。
で、今までの収入3割強減で、各種攻撃的請求がくると、やはりなかなか手厳しい。
傷病手当金の請求には月に2回の通院が必要で、その診察費も勿論タダではない。
足りない時には、貯金から切り崩す。
でも今後の事を考えて、なるべく戴いたお金の中でやりくりしたい。
そんな思いもあり、今年に入ってから輪を掛けて節制しているのである。
元々の性格も幸いして、なんだかんだ楽しく節約激安ライフを謳歌している。
そして、3割減額の身入りの今も、勤めてた時と同じく定期預金へ貯金している。
本当に少しの額だけれど。
生活厳しいぞとなったら切り崩すので、意味ないじゃんと言われたらそれまでなのだが。
私みたいにパッパラパーな人間は貯金をする癖を付けていかないといけない、と昔々思ったのだ。
朝一発で起きられないから、1時間前から7回に分けてアラームをかけるのと同じような感覚。
コレは実際にやっている。
自分の性質を、まずは自覚する。
じゃあどんな対策を取ろうかと考えて、試す。
駄目だったら、違う方向で試行錯誤していく。
「だって起きられないんだもん」なんて言えない。
自分の弱味を免罪符として紋所みたいに掲げて回るなんて私には出来ない。
悪いことだとは思わないけど、臆病者で小心者の私には、いちばんむつかしい。
「だったら眠らない方がマシだ」と思ってしまう。
ここまで極端過ぎるのもどうかと思うけれど。

お金に限らず、どんな事でも採算取れないで最後に泣くのは自分だし、最終的に、信頼している人たちに心配や迷惑をかけることになる。
きちんとでなくても、自分のことは自分で、なんとかやり繰りしていこうというのが、私の根底の考え。
決して多くはないが、手元の貯金が、これまでの私の信念の証みたいに心の支えになっているのも確かで。
私は私を信じてきてよかったのだと実感する。
先月の食費はなかなかの健闘であったが、1万円ちょっと超えてしまった。
今月こそ一万円切りたいところ。
お金の話で言えば、私はお金を隠しておくのがとても好きだ。
小学生のとき、おばあちゃんから戴いた5000円を広辞苑に挟んでおいて、忘れた頃に発見してものすごく興奮したのがキッカケ。
ええ、これ私の新渡戸さんですかああああ、と小躍りする勢いだった。
額が1000円より格上だったせいもあると思う。
それから、口座とか貯金箱とか、あちこちに隠してまわるようになった。
ハムスターが別荘にエサを隠しまわるような感じ。
たぶん本当に忘れてしまっているお金も、どこかにあるとおもう。
本末転倒である。
でも、貯金をする上で、"なかったこと"作戦はすごく有効。
たまに貯金してえらいと言われるが、いや貯められない人だからなかったことにして隠してるだけなんです。
そして本人も忘れてたりするんです。
対策の上を行く自分のポンコツ具合には毎回手を焼くが、なんとか舵を取って生きていこうとおもう。
未来の私よ、今できることはやってみてるから、あとは頼んだぞ。
拝具。

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