脳みそのさぐりあいをしたい。
言葉も音も色もからだも、あくまで手段のひとつであって。
わたしはもっと、あなたの細胞と私の細胞、感化し合い、考察を重ね、より文化的に、俗世を泳いでいたいのです。
【明治神宮あたりだったろうか。圧巻な紅葉。月曜日であったけれど、催し物があったようで、外国籍の方を含め、かなりの人手だった。】
四谷で所用を終え、歩いて下北沢へ。
昔から延々と歩き続けるのが好きで、スマートフォンのない頃は、車向けの"○○km先△△"といった青色の看板を目安に、何時間も歩いた。
小学生の時、お姉ちゃんから機種変更して要らなくなったガラケー端末をもらい、メール作成画面に延々と文章を打ち込んだ。
思った文字や言葉が画面上に活字で表示される衝撃は、それはもう、すごかった。
自分の言葉の感触が整ったフォントに置き換えられるだけで、世界に認められたような、公式な何某かに相成れたような、なんとも言えない恍惚があった。
ガラケーを片手に、目に入った景色や事象を、ただただ淡々と、画面に打ち込んでいく。
なるべくシンプルに。
色味を付けずに。
それが一番、自分の色を知るのに有効だと、漠然と思っていた。
画面を見ずとも、ボタンの位置や回数でなにを書いているのかわかるガラケーは、本当に画期的なガジェットとおもう。
ただひたすら、歩きながら文字を紡ぐ。
現在、通勤中や空いた時間に日記を書くのは、この頃の癖かもしれない。
とても豊かな時間で、自分の心に余暇があるのだという表れでもある。
下北沢で、以前から気になっていた立ち飲み屋さん、よっちゃんへ。
地下への階段の手前に、呑まないで長居NG、ナンパはダメ等々、お店のルールが明記されている。
わかった人だけ入ってねということで、どれも当たり前の事柄ではあるけれども、強めのニュアンスで掲示されている。
他人だからこそ、お互いの認識を明らかにするの、大切です。
大瓶とホルモンを揚げたかすを注文。
かす、自分で作るくらい、大好き。
時間があまりなかったので一杯で失敬したけれど、また行きたいお店リストに追加。
お酒を召す際、居心地の良さ、肌触りは重要。
あとめちゃくちゃ安いです。
おすすめ。
よっちゃんを出て、下北沢CLUB Queへ。
nonareevesのボーカル、西寺郷太さんの50歳のお誕生日ライブに行ってきました。
nonaのライブは1回行ったけれど、郷太さんのソロは初めて。
ゲストDJ含め、最高に楽しいよるだった。
郷太さんの声、本当にすごい。
惚れ惚れ過ぎであった。
ライブも終わって、郷太さんがDJブースへ。
最後の最後に、nonaの「Love Together」をかけてくださって、みんなで大合唱。
小学生当時、パラッパラッパーでこの曲を知り大好きになった身としては、感無量であった。
本当に、推しは推せるうちに、会いたい人には会いたいときに会いにいくべき。
余韻に浸りつついざ帰るかと下北沢駅へ向かうも、人身事故かなにかで小田急線が止まっていた。
ごった返す駅を引き返し、スズナリ近くのBARすみれへ。
主演映画の撮影でお邪魔し、小野監督とも呑みにきたお店。
博多出身のママがおひとりで切り盛りしていらして、まだ伺って3回目なのにあら久しぶりー!と快く迎え入れて下さった。
BARなのにリーズナブルで、おつまみもとっても美味しい。
すんごくよいお店なので、下北沢にお越しの際は、是非。
常連のお客様と楽しく呑み交わし、0時を回ったころにお会計。
ほろ酔いで、缶ビールを呑みながら徒歩帰宅。
徒歩がデフォルトになると、終電という概念がなくなって遅くまで呑めるし、健康にもよい。
最高か。
途中、ドンキホーテに寄り道。
深夜のドンキ、大好き。
ドンキホーテ公式ソングの歌い出しに、
「思い立ったらいつだって ドンキホーテで待ち合わせ」
とあるのだが、すごくよくわかる。
上下スウェットにサンダルで、雑多に積まれたよくわからない値引き品コーナーの商品に突っ込みをいれ倒す。
最高の夜の過ごし方。
ギャル味があって、すごくよい。
酔っぱらってなくしたマグボトルも格安で購入出来、ほくほくで帰宅。
最高の月曜日は、つくれる。
今夜も好ましく、着実に。
0コメント