あら煮とめちゃうま冷やし味噌ミルクラーメン。
昨日はDVD制作に重きを置いて過ごした。
菩薩は、
「本当に出せるの?来年とかになるんじゃないの?」
と怪しんでいたが、私は結構締切を守るタイプなのである。
大抵ギリギリになるけどね。
連絡も遅いし、ギリギリ。
でもいつまでにやらなきゃいけないかはわかっているので、最終的には間に合う。
意地で間に合わせる。
この間アリーちゃんのいる前でその話をしたら、めっちゃわかると言ってくれた。
制作に重きを置いてと言ったが、朝からDVD作りをしていた訳ではない。
まずお掃除をした。
フローリングにクイックルワイパーを掛ける。
ハウスダスト除去のために布団乾燥機のダニ殺しモードを使ったのち、マットレスと掛け布団に念入りに掃除機を掛ける。
クイックル後の床とカーペットにも、掃除機。
なんだか気分が乗ってきたのでこたつ布団を外して布団乾燥機を掛けて、先と同じよう掃除機を掛けた。
合間にお洗濯物もした。
なんて充実度。
お腹が空いてきたので、お花見の帰りに買ってきたぶりのあらを煮る事に。
グラム数は明記されていなかったが、計ってみたら500gをゆうに超えていた。
安い。
安過ぎるぞ、あら。
朝ごはんというよりブランチなお時間。
右端のは自家製なめたけ。
ダムダム宅呑みで出しそびれていたやつである。
今度ライブの時に持っていこう。
大根がなかったので、生姜だけ入れて煮た。
うまい。
やはり魚を食べるべきだな。
魚を食べると頭が良くなる、という唄が流行っていたのを思い出した。
懐かしい。
たっぷり作ったのと空腹とで4切れ程食べてしまい、少し苦しかった。
目の前にあるとついつい食べちゃうよね。
適量だけ食卓に並べるの、大事。
我が家はお菓子やおつまみをお菓子BOXと称した網状の袋にまとめて壁に掛けている。
座って過ごす事の多い部屋なので、これで視界に入らない。
そんな事でと思うかもしれないが、こうしてから不必要にお菓子を食べなくなった。
机の上にあると、どうしてもなんとなく食べてしまうのだ。
本能に準じたライフハックだと思う。
午後、ひと段落したところで、ジャケット印刷と空のDVD-Rを買いに高円寺へ。
やっとかよと思われるだろうが、掃除洗濯料理食事の最中でも私の脳内は創作活動をしているのだ。
ながら作業、というよりは、黙々と身体を動かす事で思考回路にも血液が巡り躍動するような感じ。
絵を描く時も曲を作る時も、具体的に描いたり鳴らしたりせず、寧ろその物事から距離を置くところがある。
常にイメージをもやもやと膨らませて、今だ!という時にバシッと形にする。
私の中では、絵も詩も音もお料理も刺繍も全部、出力の仕方が違うだけで根本的には同じである。
そういう事を言うとすごいアーティストぶっている感じがするけど、昔から本当にそう感じている。
私は油絵が好きなわけでも音楽が好きなわけでもなく、ただ好きなことをしているだけだ。
厳密に言えば、それを選択している時点で好ましい=好きなんだろうけれど。
買い出しを終えて帰宅。
高円寺の商店街が休日かなというくらい混み合っていた。
通りすがりの男性が、
「俺は冷やしラーメンが〜」
と友人に話していた。
冷やしラーメン。
悪くない。
どうやって作ろうかレシピを考えた結果、袋麺で挑戦してみる事にした。
業務スーパーで5食137円の爆安みそラーメンを購入して帰宅。
袋麺はもっぱらサッポロ一番派なのだが、先月食費気にしないで購入チャレンジをしたので、今月は出費を抑えようと。
ちなみに先月の自炊食費は14474円でした。
贅沢させて戴きました。
普通の守銭奴に戻ります。
激安袋麺はどうやっても美味しくないと有名なのだが、追い調味料するとこれが意外とイケるのだ。
一応ネットで冷やしラーメンのレシピをチェック。
具材はレタスとわかめとキムチ、あら煮の汁で作った味玉にした。
麺を茹でている間に、牛乳100ml程をレンジで温めてスープの素を溶かし、にんにくとだしの素を混ぜる。
あれば中華だしの素が良いと思う。
ここに氷を入れてかき混ぜ、冷やしながらスープをのばす。
味見したら濃すぎたので牛乳を足した。
茹で上がった麺を流水で洗って水気を切り、盛り付けて完成。
上からスープをかけたが、いやこれはつけめん方式
が良い予感がすると途中でやめた。
汁が少ない上サラサラで麺への絡みがあまり良くないため、これが大正解だった。
直感って大事だわ。
途中、いりごまとラー油を追加。
めちゃ美味である。
またコスパ最強美味レシピを生み出してしまった。
己の才能がこわい。
食への欲望の間違いか。
暑い日におすすめです。
激安袋麺は、にんにくとだしの素追加、スープ濃いめで大体美味くなるぞ。
せっせと焼き増し、ジャケット折り込みして完成。
とりあえず明日の分だけでいいかとも思ったのだが、私の性格上、
「追加生産面倒くさいからいいや。」
となりがちなので、がんばってたくさん作りました。
えらい。
無善寺でも置いてくれるそうなので、よかったらジャケだけでも見てね。
ジャケット印刷しに行く時はさむファイルを探していたら、大昔に描かせて戴いたカフェのチラシが出てきた。
ヒエェ。
2011年3月のもの。
お店を調べたら現在は閉店して、店主さんは群馬でロッククライミングのお店をやられているようである。
もともと大学の後輩のお知り合いのお店。
仲間内で展示をやらせて戴いた事もあった。
懐かしい。
私は2点絵を出展させてもらった。
販売のために価格を提示している子もいたけれど、私は自分の作り出した物に値段をつけるの恐怖症なので絵だけ展示した。
会期中店主さんから連絡があり、
「絵を買いたい方がいるんだけど。」
と言われて心臓が飛び出るかと思った。
めちゃくちゃ嬉しいが、どうしたらいいんだ。
言い値でいいんだけど。
むしろあげますと思った。
文明の結晶のお金と私とを天秤に掛けるなんてバチが当たると本気で思っていた。
自分でも驚く程、自己評価が決壊している。
悩みに悩んだ末、1200円と1500円くらいで買って戴いたと記憶している。
周りからは安過ぎるよと言われた。
「お金を払うというのもひとつのありがたみだから、安ければ安いほどいいっていう訳じゃあないんだよ。」
と母親に諭されて、それは確かにと少し思った。
分かっちゃいるけど、私の自尊心はそれを上回る程狂っていたので、その時は仕方なかったんだと思う。
お店を介して販売した為、購入者の方とお会いすることは無かった。
私はロールピアノを前にふてくされた顔で肘をつく女の子の絵を描いていた。
ロールピアノとは、ペラペラで丸められるピアノである。
安価なのと移動に便利という利点があるが、やはり音が鳴りにくかったりチープだったりする。
丁度ピアノが欲しいと思っていて、でも高いし場所もないしなあという当時の気持ちが絵に表れたのだろう。
購入者の方は、元軍隊の音楽隊所属のおじさまだった。
私の絵を見て、
「この気持ち、わかるなあ。」
と仰っていたそうだ。
折角だからもう一枚の絵も戴きたい、と言って下さった。
私の絵が初めて売れた時の話。
人の縁とは不思議なものだ。
対面していなくても、人の中に歴史と物語を生み出していく。
あの時私の描いた絵は、まだどこかに存在しているのだろうか。
今でも自己肯定が苦手ではあるが、卑下する癖は少しずつ抜けてきている。
人から褒められたり求められた時、素直にありがとうと感じて口に出せるようになってきた。
そんなことないです、と謙遜ついでに自分を蔑むのはもうやめにする。
DVDも、きちんと焼けたもんね。
怯えずに、胸を張って生きていこう。
先週末から5日間連チャンでかなり飲酒していたせいで口内炎ができちゃった。
イテテ。
今日のために昨日は呑んでいない。
今夜は無善寺カレーパーティー。
少し早めの17時開始。
カレーも出してくれるそうです。
私もレンズ豆カレー作ってこうかな。
ふらっと遊びに来てもらえたら幸いです。
おたのしみに。
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